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あの日から、永玖はあからさまに俺の事を避けるようになった。
最初はそれでもめげずに話しかけてたけど、ずっと無視され続ければメンタルもやられる。
そして俺は話しかけるのをやめた。
今日はダンエビの収録。
いつも通り楽屋へ行くと永玖以外はもう集まっていた。
それからすぐして永玖が来た。
颯斗
楽屋に入ってきた永玖の目は 少し赤く腫れている。
颯斗
心配になり立ち上がったと同時に、
永玖
そう言って、永玖はソファに座った。
颯斗
やっと、永玖とちゃんと話ができる。
永玖が話してくれる喜びから、 俺は永玖が苦しい顔をしていることに気がつかなかった。
収録が終わり、みんなが気を使って楽屋をあけてくれた。
永玖
俺は一度深呼吸をし、 颯斗に向き合った。
永玖
永玖
颯斗
颯斗
颯斗
颯斗
颯斗は訳が分からないと少し怒った顔で見つめてくる。
今、どんなことを言っても 俺は颯斗を傷つける。
いや、もう傷つけてるか。
永玖
颯斗
颯斗
颯斗
永玖
永玖
永玖
颯斗
颯斗
永玖
永玖
永玖
颯斗
永玖
永玖
俺は、ネックレスを机に置き、 足早に楽屋を出た。
永玖
永玖
永玖
その言葉と永玖が置いていった ネックレスが俺の胸を苦しめた。
颯斗
颯斗
颯斗
――チャリ
一生の宝物にするって言ったじゃんか。
肌身離さず持っとくって 言ってたでしょ。
颯斗