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彼らの愛し方

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彼らの愛し方

3 - 謝罪なんか要らない

♥

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2024年08月24日

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、、、ン

、、ヒョン!

テヒョン

(誰、、?)

Vヒョン!!

テヒョン

!!

テヒョン

(ここは、、どこ?)

目が覚めると、病院のベッドらしき場所に居た

そして横には、

BTS(バンタン)

ヒッ、ク、、泣

泣きながら俺を見つめるメンバー達

そんな中、ジミナとジョングガが俺に抱きついてきた。

ジミン

気付いてあげられなくてごめん、

そう、呟いた。

謝罪なんか要らない

最初から俺は、みんなの笑顔を望んでただけだ

俺は平気なフリをしようと喋り出そうとするが、声が出なかった

テヒョン

あ、、アッ、

頑張って出そうとしても、微かに聴こえるくらいの声だった

ナムジュン

寒さで喉が乾燥して、水分が足りてないから声が出せないんだ

そう言いながら、ナムヒョンは俺に水を渡す

俺はそれを受け取り、勢いよく飲む。

まだ声は出ないが、少し楽になった気がし、俺は喋り出そうとする。

テヒョン

だい、、じょ、うぶ、だよッ、、ニコッ

微かな声で、俺は平然をまとった

ニッコリと笑うと、ジョングガが驚いていた

テヒョン

ジョングガッ、なんで、そんなに驚いてるの?

ジョングク

、、いや、

ジョングク

ヒョンの笑顔は寂しそうで、儚く、今にも消えてしまいそうで、、

ジョングク

なのに、とても美しく、綺麗だ。

テヒョン

っ、ドクッ

どんな感情だったのか、自分でも分からない

ただ、俺は一滴の涙を頬に流した。

泣くつもりなんてなかったのに

、、ただ

今のジョングガの喋り方は

優しくて、暖かくて、包み込まれるようで、、

愛情を、受け取れた気がした

ソクジン

俺たち、テヒョナの愛情に気付いてあげられなくてごめん

テヒョン

え、

ソクジン

テヒョナがこんなにも苦しい思いをしてるなんて知らなかった、

ソクジン

、、いや、知ろうとしなかったんだ、俺達は。

ジンヒョンの言葉に、少し驚く。

ホソク

ごめんね。今まで辛かったよね

、、残念だけど、その通りだ。

とても辛かった。

でも

なんでみんな、俺よりもそんなに悲しそうな顔をするの、

気付いてあげられなかったから?

知ろうとしなかったから?

俺の気持ちに同情してるから?

こんな自分が情けないと思ってるから?

ううん、やめてよ、

俺は、、俺はね、

テヒョン

今は、みんなの笑顔が見たいかな、

俺がそう言うと、みんなは俺の言葉に答えるように泣きながら笑って、

シュガヒョンは俺を抱きしめてくれた。

みんなから笑顔が貰えて、それだけで十分幸せだった。

俺は、、、

テヒョン

みんなが笑ってくれるだけで、幸せです

そう言うと、みんなが一斉に俺に抱きついて、暑ぐるしかったけど、嬉しかった

テヒョン

、、俺、辛かったけど、怒っては無いです。

BTS(バンタン)

!!

テヒョン

みんなの笑顔が見れれば、それだけでいいんで!笑

、、その日は、みんなで泣きまくったっけな

俺の顔、たぶん、すっごい笑ってると思う。

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