司闇堕ち

痛い、苦しい

どうしてオレがこんな目に？

ああ、そうか

オレがうるさくて目障りだからか

まあ、そうか

オレは、演技も下手で、アイツらとは比べ物にならないゴミで、

それなのに調子乗って、笑顔を奪って、

未来のスターだとかふざけて

そんなの、なれないくせに

オレが生きるだけで、アイツらにも被害が出て、

そんな人生なら、死にたい

死にたい

死にたい、のに

死にたく、ない？

助けて、、

痛い

痛い、痛い

けど

オレは、あいつらがきっと

助けてくれる

そう信じている

正直、もう、

死にたい

けれど、

オレは、あいつらを信じて

あいつらが来るまで、絶対負けない、死なない

だから、オレはずっと耐える

信じて、来てくれる仲間を

がっかりさせるわけにはいかない

死ぬわけには、いかないんだ

痛くない、痛くない

ｶﾞﾁｬ！

司(くん)！！！！

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ごめんね、司くん

ごめんね、司

ごめんね、、、司くん

先生は、そんな私達に微笑んで

目覚めるかは、わかりません

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ある、夢を見ていた

目覚めたくても、目覚めれない、

そんな、長い長い夢。

あいつらは今、なにをしているだろうか

向こうで、あいつらが泣いている

ー泣いている？

もう泣かせないって、決めたのに

さみしい想いさせないって、決めたのに

天馬家の長男ーお兄ちゃんーワンダーランズ×ショウタイムの座長。

死ぬな！！

そこは、見慣れた天井だった

咲希が見ていた、あの天井

泣き声がすると、ふと振り返った

ー寝てる

ありがとう

本当に、いい仲間を持ったな