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第3話
涼太
俺は嘘をついている。
本当は風邪なんか引いていない。
翔太を悲しませたくない、 最後くらい翔太と笑って死にたい。 だから俺は嘘をつく。
先生
先生
涼太
先生
先生
俺が高熱で倒れた日。 搬送された先でそう伝えられた。
ここから先はショックすぎて覚えてないけど、 俺がどうしてもって言って退院させて もらったんだっけ。
それから俺は毎日 吐き気と頭痛、咳との戦いだった。
涼太
前みたいに学校なんか行けなくなったし もちろん翔太とも遊べなくなった。
翔太には中学校に入学してから 数ヶ月経った頃何度かお見舞いに 来てもらってた。
俺はその度に風邪引いたって言ってたけど、 流石にもうこの言い訳をしてから 1、2ヶ月経ってるし、
ぴこんッ
涼太
やっぱり連絡が来た。
翔太
涼太
翔太
涼太
翔太
涼太
やっぱりバレてたか。 やっぱり翔太にはお見通しだなぁ、笑
けど俺は嘘をつく。
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
涼太
俺は嘘をつく。 体調なんてもうとっくの前から ずっと崩しっぱなしだ。
だけど最後は翔太と笑って死にたいから。
だから俺は嘘をつく。
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