眩い午前の終わりに
僕らは汗をたらす
" 暑いな "
ってふたりで零した
( 大分 歩い た なぁ … )
( … … … )
何もない旅路を歩く今
僕らは夏の始まりを感じた
翔 ちゃん は 夏 いつま で 続く と 思う ?
自分より圧倒的背が低い
なのに後ろから見る背は いつも自分より大きく見える
… … 早くて 明日 、 遅くて … 1週間 後 やな 。
そっか 。 … 僕は 明後日 かな 、
、 …
その大きくて小さな彼は 、
遠く 、届かないような場所に視線を促す
彼の夏は早々しく数日で終わる
また 、 逢え る と ええな 。
… … 、 だね 、
ひと足先 に 待って る ね
そう切ない会話をし
彼の夏は終わりを告げた 。
自分の終わりもそう遅くはないたろう 。






