【しろせんせー視点】
女研
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
18号
りぃちょ
しろせんせー
正直、俺はあまり乗り気ではなかった。
なぜか……と言われたら自分でも分からない。
ただ、なんとなく…………
なんとなくだが、“嫌な予感”がする。
しろせんせー
恐らく信じてもらえないだらう。
そう思い、俺はこいつらに促されるまま鏡の前に向かった。
ニキ
俺は自分の腕時計をチラリと見る。
時計の針は2:20を指している。
キャメロン
しろせんせー
まちこりーた
18号
しろせんせー
まちこりーた
俺は『はぁ……』とため息をつく。
相変わらず騒がしいし、どこかズレてる。
しろせんせー
そう思い、俺は目の前の鏡を見る。
しろせんせー
俺は思わず変な声を出してしまう。
だって……………
だってさぁ…………………
鏡の中から人間の腕が伸びてきてるんだから。
りぃちょ
ニキ
まちこりーた
俺らはこの状況に恐怖感を抱き、別の部屋に逃げようとする。
しかし…………………
ニキ
18号
鏡の中から出てきた腕は、1番近くにいたニキの腕を掴む。
ニキはブンブンと腕を振り回すも全く離れる気配はない。
ニキの抵抗も虚しく、どんどん鏡の方に引っ張られていく。
ニキ
すると、18号がニキの方に走り出し、ニキの背中をギュッと抱きしめる。
18号
その様子を見たまちこも18号のことを引っ張る。
まちこりーた
こんな状況で何もしないわけにはいかない。
というより、何もせずに見ているだけなのは嫌だ。
しろせんせー
まちこりーた
俺は片腕をまちこの腰に回す。
まちこりーた
しろせんせー
あーだこーだと言っている間もどんどん鏡には近づいていく。
しろせんせー
なぜここまで力が強いのか…………。
そう思っていると……
キャメロン
キャメが俺の腕を引っ張る。
しろせんせー
キャメの後ろからは、りぃちょが引っ張っているのが見える。
キャメロン
りぃちょ
俺は一瞬言葉を失ったが、フッと笑みが溢れてしまう。
しろせんせー
しろせんせー
どんどん引き込まれていくが、こっちだって負けていない。
しろせんせー
しろせんせー
女研
俺らは鏡とは逆方向に一気に引っ張る。
すると、綱引きのようにニキの体は引き寄せられていく。
ニキ
18号
キャメロン
まちこりーた
りぃちょ
りぃちょがそう言った瞬間…………
りぃちょ
まちこりーた
18号
キャメロン
ニキ
しろせんせー
鏡の中から…………
鏡の中からまた腕が出てきたのだ。
それも……………………
キャメロン
5本…………いや、ニキを掴んでいる腕も含めれば6本だ。
5本の腕は俺らの腕を掴み、ニキのように鏡へと引っ張っていく。
しろせんせー
俺らは何度も何度も抵抗した。
だが、その抵抗も虚しくなるほど無駄だった。
結局俺らはその腕に引っ張られて…………
女研
鏡の中に連れて行かれてしまった_
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