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ほんとにメッッチャ怖かったです、でも本当に面白かったです!!続き待ってます♪でもほんとのほんとにすごく怖かったです、
【18号視点】
18号
目を覚ますと、見知らぬ神社に来ていた私。
いまいち状況が理解できず、1人で神社の地面に座り込み硬直する。
すると、背後から………
キャメロン
と言う、聞き覚えのある声が聞こえてくる。
18号
キャメロン
18号
キャメロン
私の様子からなにかを察したメロちゃんは、ポケットから1枚の縦長の紙を出してくる。
18号
キャメロン
18号
キャメロン
18号
そう言いながら、メロちゃんの手に握られたおみくじを見る。
18号
この時、私はなにか違和感を感じた。
キャメロン
そう言いながらおみくじに書いてある文字を指す。
キャメロン
キャメロン
18号
言われてみると、おみくじに書いてある文字が左右反転しており、まさに鏡に写った文字を見ているようだった。
18号
キャメロン
いきなりの事に驚きで言葉を失う。
それと同時に、徐々にこうなった経緯が思い出してくる。
せんせーの家でとある“ウワサ”を調べていたこと、2:24に鏡の前にいたこと、そして………
鏡の中から腕が出てきたことを……………。
キャメロン
そう言いながら少し笑みをこぼす。
キャメロン
緊急事態だと感じさせない、いつもの低音で落ち着いた声でメロちゃんは話してくれて、自分の心も落ち着いてくる。
まぁ、ちょっと惜しいのは…………
18号
メロちゃんの手がちょっと震えていることぐらいだろう。
自分だって怖いはずなのに、私を落ち着かせようとしてくれるその優しさ。
でも、恐怖心を隠しきれてなくて、ちょっと頼りないところもメロちゃんらしい。
そう思うと、緊張感が和らいでいき、思わず『ふふっ……w』と言う声が出てくる。
キャメロン
18号
キャメロン
18号
『えー………?』とちょっと困ったような笑顔で言うメロちゃん。
18号
私はメロちゃんの名前を呼びながら、その場から立ち上がり、まだ少し震えている彼の手を引っ張る。
キャメロン
もう不安な顔をして心配させないように、そしてメロちゃんの恐怖心を少しでも和らげるようにするために…………
18号
私はとびっきりの笑顔でそう言った。
キャメロン
私は優しいけどどこか頼りない……そんな手を引っ張り、神社を後にした。
でも、この時の私たちは全く気づかなかった…………
神社の御堂からの視線にー