神様。
本当にいるのなら、
もう一度だけでいいから
会わせてください...
1年前
さやか
ドンッ
さやか
良介
さやか
良介
この時から私は
良介に惹かれていたのかもしれない。
次の日
さやか
夏海
さやか
良介
さやか
良介
さやか
良介
さやか
さやか
さやか
良介
良介
良介
さやか
良介
さやか
良介
君のことを、
もっと知りたい__
数日後
良介
さやか
さやか
良介
良介
さやか
さやか
良介
さやか
良介
良介
雨がザーザー降る中、
良介とひとつになった。
さやか
良介
良介
さやか
3ヶ月後
雪がよく降っている日だった。
良介
さやか
パカッ
良介
良介
さやか
良介
さやか
良介
さやか
さやか
気づいたら私は
良介の腕の中にいた。
良介
嬉しくて、嬉しくて
言葉が何も出てこなかった。
半年後
さやか
良介
さやか
良介
さやか
良介
さやか
次の日
さやか
良介
この時まで私達は
とても幸せだった。
神父
神父
神父
神父
良介,さやか
神父
神父
幸せな音楽と共に
スタッフさんが指輪を持ってくる。
良介
良介は小声でそう言い
左の薬指にはめようとした瞬間…
ドサッ
さやか
さやか
良介
さやか
良介母
スタッフ
何が起こっているのか
わからなかった。
病院に着いた時には
もう良介は息を引き取っていた。
さやか
さやか
さやか
いくら叫んでも
いくら想っても
いくら願っても
良介は帰ってこなかった。
何時間泣いたんだろう。
良介母
さやか
良介母
良介母
「病気だったの。」
私は何も知らなかった。
何もしてあげられなかった。
良介母
良介母
良介母
さやか
私は泣くことしかできなかった。
1番近くで見てたはずなのに。
良介母
良介母
良介母
さやか
良介母
良介母
真っ白な封筒に
良介独特の字で
「奥野さやか様へ」
と書かれている。
良介母
さやか
________
奥野さやか様へ
これを読んでいるということは俺はもうこの世には居ないんだね。
さやかを1人にしてごめんな。
俺はさやかと出会う前から病気だったんだ。
病気とかカッコ悪くてさやかには言えなかった。ごめんな。
俺はもうこの世には居ないんだ。
だから、
こんなこというのは嫌だけど
他の奴と幸せになれ。
さやかに似合う良い奴は俺以外にもいると思う。
まあ、俺が1番さやかとお似合いだけどな?笑
さやかの幸せが俺の幸せなんだ。
だから、
俺の事はもう忘れろ。
って言っても無理だよな。笑
とにかくもう俺の事を思って泣くのはやめろ。
それが言いたいだけ。
さやかと初めて出会った日のことは死んでも忘れない。
俺の、初恋だよ。
俺はいつまでもさやかのこと空から見守ってる。
ちゃんと幸せにならなかったら許さないからな?笑
じゃあな、
良介より。
さやか
私は1人崩れ落ち子供のように泣き続けた。
神様。
本当にいるのなら、
もう一度だけでいいから
良介に会わせてください__
コメント
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感動🥺