コメント
1件
ジョングガに送ったメッセージはすぐに既読になった
これでジョングガが来なかったら、
本当に死んでしまおう
そのぐらいの覚悟だった
返信はなく、そのまま一時間が経過した
テヒョン
夏と言っても夜は冷える
おれは体を縮こませてしゃがんだ
ジョングガを信じて待ち続けた
さらに30分後
来る気配が全くない
テヒョン
橋の柵に足をかける
深呼吸をして柵の上に立った
不思議と怖くなかった
テヒョン
落ちそうになったその時、
ジョングク
テヒョン
振り向けなかった
後ろに、大好きな人がいる
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
柵から飛び降りて、ジョングガを抱き締めた
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
家に帰ってきてから、おれは再び地下室に入った
テヒョン
血を見るのは嫌だったけれど、この道具たちを処分しなければいけない
ジョングガにこれ以上人を殺してほしくない
ジョングク
シャワーを浴びていたジョングガが地下室に入ってきた
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
髪を撫でるとすぐに寝てしまったヒョンの顔を見つめます
この人を傷つけたくない
一生かけて守りたい
未だにそんな事を思う自分が不思議で仕方ありません
ヒョンを見ていると何故か泣きたくなります
心がどんどん浄化されていく気がして、
許されることのない罪を犯してしまったこんな僕を、
一生懸命に愛してくれている
その愛に応えたい
ジョングク
僕の瞳から、二度と流れることの無いと思っていた涙がこぼれ落ちました
ジョングク
ジョングク
テヒョン
目を開けると目の前にジョングガの寝顔が見えた
なんて綺麗な顔なんだろう
分かっていても、見る度に驚いてしまう
テヒョン
テヒョン
呼び掛けても起きる気配がない
諦めてベッドを抜け出し、リビングへ向かうことにした
テヒョン
テヒョン
何作ろう
ジョングガ喜んでくれるかなぁ
テヒョン
フライパンで卵を焼いていると、
急にバックハグされた
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
幸せだな
大好きな人と過ごす朝
二人きりの甘い空間
本当に生きていて良かったと思える
テヒョン
ジョングク
手を繋いで青空の下を歩く
テヒョン
テヒョン
嫌でも気になってしまう
ジョングク
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
時々ジョングガが分からない
すごく愛してるし、この先もずっと一緒にいたいと思う
だけど、
なんでそんなに堂々としていられるの
警察が怖くないの?
なんで人を殺しているのに笑っていられるの
考えていることが分からない
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ヒョンが浴室に入ったのを確認してから僕は地下室へ向かいます
そっと地下室の扉を閉めて、
机の上に並べてあるカッターナイフの一つを手に取ります
ジョングク
ジョングク
刃先を見つめ、微笑みます
ジョングク