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洗い物を進めていると…

哉竜 虎丸

オカン、爺ちゃんが
ビールだってよ

親戚のおばさん

また?止めといてあげて

哉竜 虎丸

へいへい

虎丸は面倒くさそうに戻って行った

竜崎 楓

素直ね〜

破蕾 鈴

何か言ってくるんじゃないかとヒヤヒヤしました

親戚のおばさん

コレでも家のカースト
最上位よ♪

親戚のおばさん

余計な事は言わせないわ

破蕾 鈴

ありがとうございます

親戚のおばさん

あ、そうだ、コレあげる♪

そう言って手渡されたのは 0.01と書かれた箱だった

破蕾 鈴

え///!?

竜崎 楓

まぁ、夜伽も大切な
花嫁の仕事ね♡

親戚のおばさん

まぁ、使わないなら
取っておいてね

親戚のおばさん

使う機会があるかもだし♪

破蕾 鈴

もう!からかわないでください!

口論をしていると、風呂場から翔が現れる

竜崎 翔

男は全員入ったぞ

竜崎 翔

湯船に浸かりたいなら
溜めるが?

竜崎 楓

お願いね〜

竜崎 翔

はいよ

竜崎 楓

鈴ちゃん、ファイト♪

破蕾 鈴

ふぁ、ふぁい///

風呂にお湯を張り、広間に戻って来る

竜崎 錦強

戻ったか

哉竜 虎丸

長風呂だな

竜崎 翔

知るか

竜崎 翔

お前ら早過ぎんだよ

竜崎 翔

体洗ってんの?

哉竜 虎丸

んだと!

親戚のおじさん

落ち着け

竜崎 康太

翔、煽るなよ

竜崎 翔

ハッ!w

そうしてテレビを観たりして数時間が経ち

竜崎 翔

そろそろ寝るわ

竜崎 康太

おう

竜崎 錦強

2階の突き当たりじゃ

哉竜 虎丸

寝ぼけて3階に来んなよw

竜崎 翔

うるせぇ

竜崎 翔

(そういや、爺ちゃんの家で寝るの何年ぶりか…)

そんな事を考えながら襖を開けると、白い髪の彼女が三つ指をついて待っていた

破蕾 鈴

…し、翔さん

竜崎 翔

鈴、どうした

破蕾 鈴

コレも、大切な花嫁の
お仕事です…

破蕾 鈴

あまり、痛くしないで
下さいね…///

翔は暫く固まり思考を巡らせる

竜崎 翔

( あー、コレアレか夜伽か)

竜崎 翔

(誰の入れ知恵だ?ジジィか?いや、虎丸?)

思考を巡らせていると、鈴は腕を首に回す

破蕾 鈴

嫌…ですか?

竜崎 翔

………

少し高揚した頬、潤んだ瞳、翔の理性は ジワジワと削られていく

竜崎 翔

…我慢出来なくなるぞ

竜崎 翔

離れろ

破蕾 鈴

私は心を決めました

破蕾 鈴

この覚悟、
お受け取り下さい

無下にはしたくないと思い、鈴を布団の上に押し倒す

竜崎 翔

……食っちまおうか?

破蕾 鈴

お召し上がり下さい///

そう言って顔を翔は顔を近づけるが、 既の所で止まる

破蕾 鈴

……?

竜崎 翔

ふ〜…

竜崎 翔

おいコラ

翔の声には怒りが籠もり、 目つきも鋭くなった

破蕾 鈴

し、しょうさん?

竜崎 翔

お前を怒ってるんじゃない

そう言って、上を見ると、槍翼を伸ばし、天井に突き刺す

すると、短い悲鳴と共に錦強が落ちてきた

竜崎 錦強

アイタ!

破蕾 鈴

………

竜崎 翔

………

竜崎 錦強

えっと…お気になさらず

竜崎 翔

やっぱテメェか!
クソジジィ!

竜崎 錦強

今回は何も知らんわー!

翔は錦強を追い掛け回し、部屋から 放り出す

竜崎 翔

すまん

破蕾 鈴

いえいえ

竜崎 翔

いや、お前の覚悟は
受け取れない

破蕾 鈴

そう…ですか

竜崎 翔

…責任が取れるまで
待ってくれ

破蕾 鈴

!、はい!

竜崎 翔

……動くなよ

破蕾 鈴

はい?

そうすると、翔は鈴に近づき、首元に 優しく齧り付く

破蕾 鈴

痛っ!

竜崎 翔

アレだ…キスマってやつ

破蕾 鈴

そうですか…

破蕾 鈴

私は部屋に戻りますね

少し寂しそうな顔をしながら襖に 手を掛けた鈴を呼び止める

竜崎 翔

待て

竜崎 翔

ここで寝てけ

破蕾 鈴

お布団は一つですよ?

竜崎 翔

耐性を付けたいから
添い寝しろ

破蕾 鈴

!、分かりました♪

こうして、2人は一晩を共にした

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