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#桜愛され
#ミステリー
コメント
2件
梅宮
桜
梅宮
桜
梅宮
桜
お風呂は嫌いだ。目に水が入るのも、耳に水が入るのも嫌だ。
梅宮
桜
おこ、られる?
前の飼い主にも、わがままだと怒られて殴られた。
甘えちゃダメだと、言われた。
一になら甘えていいのかなって、勘違いした。
言うこと、聞かなきゃ。
そうしなきゃ···また、殴られるっ。
捨てられる。
桜
梅宮
桜
殴らないで···っ。
それから俺は一にお風呂に入れてもらった。
ビクビク震えながら、噛みそうになるのを抑えながら。
引っ掻きそうになるのを、抑えながら。
梅宮
桜
梅宮
桜
梅宮
桜
前の飼い主はそうだった。
汚い俺と一緒に寝たくないからと床で寝ていた。
毛布も無く、硬い硬い床で寝た。
朝起きると、飼い主に踏まれたことだってある。
その時、謝らず邪魔だと蹴られ、怒られた。
今は優しい一もきっと、俺のこと邪魔だって言うんだ。
梅宮
桜
桜
俺はベットの下に潜り込んだ。
梅宮
怒られる前に、隠れるべきだと分かっているから。
手が届かない場所にいれば、諦める。
殴られなて済む。
梅宮
怒ってる。
怒られてる。
泣きそう。
また、捨てられるのかなっ。
俺は耳を塞ぎ、目に涙を溜めながら収まるのを待った。
シーン
桜
いない?もう寝た?
俺はベットの下から出た。
その瞬間、後ろから肩を捕まれ、力強く向きを変えさせられた。
梅宮
桜
収まっていた涙が一瞬にしてポロポロと流れ出した。
一は俺がベットの下から起き上がってくるのを待っていたんだ。
桜
涙が止まらない。
まだ、一は怒ってる。
肩に掴んでいる手の力が強い。
怖い。
嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だっ。
桜
桜
桜
梅宮
桜
名前を呼ばれた瞬間殴られると思い、俺は防御体制に出た。
目を瞑り、殴られるのを待った。
でも、痛いのが無かった。
ゆっくり目を開け、目の前にいる一を見た。
桜
梅宮
桜
一は悲しそうな声でそう言った。
俺には一が言った言葉の意味がよく分からなかった。
梅宮
桜
梅宮
梅宮
梅宮
梅宮
梅宮
桜
桜
梅宮
梅宮
梅宮
桜
ギュッ
桜
梅宮
ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
一は優しく俺の頭を撫でてくれた。
一の顔はいつもより優しく微笑んだ顔で俺に笑いかけた。
桜
桜
梅宮
桜
桜
梅宮
梅宮
桜
一のこと、ちゃんと知れた気がする。
一は俺のことが大好きだって、信じれる。
俺は一の笑顔が大好きだ。