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笹木 子虎
なぁ、佐倉？
佐倉 ひかり
、、、なんでしょうか？
部活を終え、帰ろうとしている私に笹木が話しかける。
笹木 子虎
この後ちょっと残れる？
佐倉 ひかり
ゆいは？
笹木 子虎
、、、佐倉だけに来て欲しい、、です。
佐倉 ひかり
いやって言ったら？
笹木 子虎
お願いします！
佐倉 ひかり
、、分かった。少しだけね
笹木 子虎
よし！
笹木 子虎
じゃあ俺についてきて。
佐倉 ひかり
、、、
笹木は図書室の前までくると、私のほうを振り返った。
笹木 子虎
なんかさ
佐倉 ひかり
、、、
笹木 子虎
照れる
佐倉 ひかり
、、は？ いやなぜ？
笹木 子虎
だって、佐倉かわいいし、暗い図書室で二人っきりとか俺、変なことしちゃうかも、、、
佐倉 ひかり
ははっ
笹木 子虎
真顔で笑うなよ〜せっかく佐倉が照れてくれると思ったのに、、、
佐倉 ひかり
嘘ってバレバレ。
笹木 子虎
、、、でもかわいいっていうのはほんとだよ。
佐倉 ひかり
大丈夫？目ある？
笹木 子虎
笑笑
笹木 子虎
じゃあ中に入ろうか。
佐倉 ひかり
、、
最悪。一瞬ドキッとしてしまった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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