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目が覚めると冷たい部屋の中。 手足を拘束され椅子に座っている状態。 恐怖の中辺りを見回すと薄暗い空間から人が現れた。 僅かながらに外から漏れ出す光はその人の顔を照らした。
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貴方
言葉を震わせながら声を出す。 監禁されているという恐怖からでもあるがもうひとつの恐怖もあった。 何故なら彼の頭は
人間の頭ではなかったからだ。
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身体は人間だが頭は私が住む星。 地球 世間では彼の事を異形頭というのだろう。
貴方
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貴方
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彼のはキラキラと好奇心の強い幼子のような目をしていた。 善悪もつかない幼子のような。
貴方
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彼の声が低くなるように部屋の空気も重くなった。 彼の瞳には光等無かった。
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彼の思考は正常者にとっては理解し難い。しかし、彼にとってこの行動は正しいのだろう。 だからこそ彼を無闇矢鱈に刺激してはいけない。このでは兎に角生き残る事だけを考えるしかない。
例え、先に【死】しか待っていたとしても。
夜月
夜月
夜月
夜月
主の思いつきの作品です。
・異形頭 ・監禁 ・夢女(?) 内容が含まれております。
苦手な方はcomeback!