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わー!!拓哉キスしちゃうん?!これからどうなるんや…!
続きが楽しみです!
後悔はしてない 。
君を好きなことは
譲れないんだ。
ep.7 伝える気持ち と 伝わらない気持ち
拓哉
健
2人の沈黙を割くように
ドアを開ける音
ガチャッ
斗亜
斗亜
拓哉
健
2人のただならぬ空気を感じ
まるで小動物のように 2人の顔を往復する様は
不安気な表情をしていた
斗亜
咄嗟に聞いたのが小島だったことに
西村は少し胸がザワついた
健
健
斗亜
ガチャッ
気まずさの残った空気
嶋﨑はこの空気を察したが
原因までは分からなかった
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
その表情に違和感を感じたが
嶋﨑はこれ以上追求しなかった
その空気を断ち切るように 西村が話しかける
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
苦笑いの嶋﨑に詰め寄る西村
拓哉
拓哉
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
嶋﨑は口をむっと萎めて考える
斗亜
拓哉
拓哉
ほんまは風さんに 口封じしてもろてるんやけど…
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
ガチャッ
扉を開けて出て行く嶋﨑に 目を丸くして唖然とする西村
拓哉
タッタッタッ
斗亜
斗亜
部屋から出た嶋﨑は 小島が先に帰ったことを聞き 急いで追いかけた
しかし、見つからないまま 橋の上で息を整える
斗亜
ピッ
プルルル
斗亜
健
斗亜
斗亜
後ろからすっと現れた小島に驚く嶋﨑
健
健
健
斗亜
健
斗亜
一瞬部屋で西村と話していたのは 何かを聞こうとしてやめた
斗亜
斗亜
健
健
その時、小島の哀しそうな表情を 嶋﨑は見逃さなかった
斗亜
斗亜
斗亜
その先の言葉を言おうとして 嶋﨑は止まってしまった
健
斗亜
健
小島の悲しげな表情に 戸惑いが隠せない
斗亜
健
健
健
投げかけられた質問に黙り込んでしまう
斗亜
健
健
健
斗亜
健
最後に笑いかけた瞳が嘘だと言っている でも、それを引き止めることは 今の嶋﨑には出来なかった
後ろ姿を見送りながら 何も出来ずに 息を呑んだ。
それから小島くんと
電話もLINEもする回数が減った。
完全に止んだ訳じゃない
でも確かに
距離を感じるような。
ただの先輩と後輩の仲に
確実に"なっている"気がした
何もあの時の事を話せないまま
東京へ行く小島くんを見送った
〜 誕生日当日 〜
拓哉
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
ほんまに気づいてないんやなぁ…
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
西村が指差す方向には ジェットコースターが見える
斗亜
拓哉
目線の先にはキラキラの白馬が 子供たちを乗せて回っている
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
拓哉
斗亜
数回回ったのち ゆっくりと停止した後 西村は満足そうな表情を浮かべる
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
二人がゆっくりと目線を合わせると そこには髪の長い女が立っていた
斗亜
拓哉
とんでもない速度で走り出す二人に 幽霊達は脅かす暇もなく
二人は出口を抜け出た
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
2人は顔を合わせると突然笑い出した
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
2人はひとしきり笑い終えると 西村が話し出す
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
斗亜
嶋﨑は下を向いてもう一度 西村の顔を見上げる
斗亜
斗亜
斗亜
嶋﨑が打ち明けた言葉に間髪入れずに 西村は続ける
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
拓哉
拓哉
拓哉
斗亜
一瞬静まりかえる空気
その一瞬のうちに嶋﨑の思考は ストップしてしまった
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
嶋﨑は目を丸くしたまま その場で壊れた玩具のように動かない
拓哉
拓哉
拓哉
拓哉
拓哉
拓哉
拓哉
あと…あの時俺が…
拓哉
斗亜
斗亜
拓哉
斗亜
西村は嶋﨑の頬を両手で支えるように あげるとにっこりと優しく微笑んだ
斗亜
拓哉
拓哉
斗亜
拓哉
斗亜
斗亜
斗亜
斗亜
拓哉
西村が近くのベンチに腰をかけて 顔を手で隠しながらうなだれる
拓哉
拓哉
嶋﨑がその様子に 少し言い過ぎてしまったと感じて 西村の前にしゃがみ込む
斗亜
顔を隠した手を握った瞬間…
突然その手を握り返してきた西村が 引っ張ると同時に…
唇にそっと口づけをした
斗亜
斗亜
一瞬の出来事に思考が追いつかずに 頭がパニックを起こしていると
西村は唇を離して 愛しそうに見つめながら
拓哉
と囁いた
続く…
作者から。
いつも読んでいただき ありがとうございます。
更新が遅くなってしまい申し訳ありません
仕事や体調が悪くなったりで 中々手をつけられずにいました。
しかし、いつも読んでくれている 皆様がいるおかげで
遅くともなんとか続きを書いて 行けそうです。
私の中で物語はもう 終着へと迫っている状態です。
どうかこれからも 応援していただけましたら 幸いです。
最後までお楽しみください。
エト