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コメント
9件
WOW........マジかよ............映画か何かかな?
今回脚本を務めさせていただきました、ミクルと言います。リーブさんの作品はおそらく脚本以上に素晴らしいものになると思います‼︎うちの作品も良かったら見てくれると嬉しいです〜
脚本のミクルさんの小説も是非ご覧下さい!そしてこの作品をよろしくお願いします。
____これは、二人の青年が織り成した、特別な記憶の話____
ゆっくりと、ゆっくりと。
毎年、学年が上がるにつれやって来る連休の一つ
「夏休み」
かけがえのない”青春”という思い出の……
思い出の……?
あんなに楽しかったお遊びも
あんなに頑張ったテストも
苦しくてたまらなかった絶望も
不意に感じた恋心も
悲しさが溢れ出した、別れの数々も
───一気にいい表そうとしてもし切れない、
喜びも
全部全部───いつかいつかは───
色褪せ、彩りを失って、消えていく…
こういう事を、人々は「忘れる」と呼んでいた
あったことは頭で分かっていても
いくら証拠が残っていたとしても
「忘れて」しまったら……
どれだけ己が強く体験したって。
「思い出」が色褪せたなら…
またあの感動を感じる事は難しい。
───それでも。
人間は時に───その「色」が蘇ることがあるのだと、誰かが教えてくれた
普通に思い出すとは訳が違う。
───まるで、今、また……
思い出が作られている最中の様な、熱く輝く思い出が…
再び来るのだと、誰かが言っていた
そして、それで思い出す悲しみや苦しみのの名は
確か──────
「トラウマ」、だっただろうか。
「思い出」が色褪せたって
先程の話とは少し違うけれども
「取り戻す」ことは出来るんだ
はっきりと「思い出せば」いいんだ
彼らの記憶が無いのなら
共に一緒に……探せばいい
記憶は断片的だったって……
ネットのように、必ず何かに引っかかるはずだ
例を挙げるならば───
「感情」……だろうか。
なぜ記憶が無いんだい?
「……そうだな」
「俺達は……絶対に”探し出す”方だろうけどな」
「十分分かってるけど……」
「……」
それがたとえ悲しいものであろうと
苦しいものであろうと
──────
「「やってやるからさ」」
「「きっと。」」
手を繋いで
さぁ行こうか。
──────最終ステージに
過去と過去の間に挟まれて
他人も自分も「失くした」ものを……
取り戻しに。
お前と一緒に
無くなったものを───
見つけ出してやるから。
ある二人が見つけ取り戻す
ひとつの記憶の物語
たとえそれが「____」であろうと
───全力で受け止めてみせるから
俺達の”強さ”…どうか育っていてくれ
受け止められるくらいの大きな両手を
二人同時に咲かせてくれ
あっ。
バンッ
ここなのかな。
探していたものが───。
一個一個、開く絶好のところは───
知る、のが茨の道だったとしても
挫けたとしても
確信はもてないけど……
嗚呼
信じてくれ
Hidden memories 〜懐かしの夏〜
初︰合同小説
中〜長編小説
脚本____ミクル様
作文____リーブ
7月上旬〜中旬 公開予定
⚠ウォーターチャレンジ様の二次制作作品です
ご本人様とは一切関係がございません
この物語はフィクションです
この作品はリーブ初の合同作品です
ミクル様、本当にありがとうございます
脚本担当のミクルさんの作品も、是非ご覧下さい
改めて、合同作品の本文を書かせてもらうのは、本当に嬉しいです
心から感謝申し上げます
言われた時から、テンションが上がりまくって仕方ありませんでした(笑)
満足頂けるような文に仕上げられるように頑張ります
お読みいただく皆様も、どうかついてきてくれれば嬉しいです
それでは、作品でまた会いましょう
【Hidden memories〜懐かしの夏〜】