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司こはのストーリーの十二話です。

温かく見守ってあげて下さい。

イベントのネタバレ注意です!!

神高

昼休み 廊下

(今日は類も寧々も委員会か...)

(昼ご飯一緒に食べる相手がいないな...)

(仕方ない...今日は一人で食べよう...)

(うーむ...どこで食べるとするか)

(教室でもいいが、たまには屋上で食べるとするか)

屋上

ガチャ(ドアを開ける)

彰人

.....ん?

冬弥

誰か来たみたいだな。

ん?

おー!!冬弥達ではないか!!

彰人

げ...

冬弥

司先輩!!

二人共どうしたんだ屋上で?

彰人

いや、たまには屋上で昼飯食べようと思っただけっすよ。

そうだったのか!

冬弥

司先輩はどうして屋上に?

類と寧々が委員会に行っていてな...

仕方なく一人でお昼を食べに来たんだ。

冬弥

そう言えば確かに...

冬弥

草薙が今日は委員会に行ってましたね...

冬弥

そうだ、良かったら俺達と一緒に食べませんか?

彰人

冬弥!?!??!

ふむ、冬弥達と一緒に食べるのは久しぶりだからな...

お邪魔させてもらうとしよう。

彰人

はぁー...

それじゃあいただきます。

冬弥

司先輩のお弁当美味しそうですね。

あぁ!最近はよく咲希が作ってくれるんだ。

冬弥

咲希さんが!そうだったんですね!

冬弥と彰人の弁当も美味しそうだな。

彰人

あざっす...

彰人

あ...そう言えば...

彰人

オレ、司センパイに聞きたいことがあったんですよ。

ん、オレにか?どうしたんだ?

彰人

こはねとの練習の事です。

彰人

司センパイからもどうなってるのか聞きたくて。

小豆沢との練習のことか...

だいぶ順調にいってるぞ。

小豆沢も初心者とは思えないくらいに成長してる。

ただ...

小豆沢との練習もそろそろ終わる時期だろうな...

冬弥

え⁉︎小豆沢との練習終わらせちゃうんですか?

あぁ...オレだってまだ終わらせたくない。

小豆沢ともっと一緒にいたい...

だが、小豆沢は冬弥達との練習で忙しいだろうし...

小豆沢がピアノを習い始めたのは曲作りの為だ...

おそらく、小豆沢の曲作りもだいぶ進んでるんじゃないか?

彰人

そうっすね...こはねのトラックもあと少しで完成って所ですし...

彰人

ていうか司センパイ、こはねとそこまで仲良くなってたんすね。

え?

彰人

前までこはねと司センパイってあまり接点もなかったっすよね?

あぁ...そうだな...オレもよく分かってないんだ...

冬弥

分かってない?

前に類達にも話したんだが...

最近は小豆沢の事ばかり考えて、色々集中出来なくてな...

なんでなんだろうな...

彰人

ふーん...

彰人

そういう事か...

彰人?

彰人

センパイってやっぱ鈍感っすね。

その言葉、この前寧々にも言われたぞ!

どういう事なんだ⁉︎

彰人

実は...

彰人

昨日こはねから電話が来たんです。

昨日 小豆沢家

彰人

「こはね?」

こはね

「ごめんね急に電話しちゃって...」

こはね

「実は...」

こはね

「司さんの事何だけど...」

こはね説明中

彰人

「司センパイの様子がおかしい?」

こはね

「うん...」

こはね

「今日の練習、何だか司さんの様子がいつもと違う気がして...」

こはね

「私の気のせいなら良いんだけど...」

こはね

「もし体調が悪かったりしたらどうしようって思って...」

彰人

「それでオレに、司センパイを見張ってて欲しいって思ったのか?」

こはね

「あ...えっと...ごめん...」

こはね

「東雲くん人の違いに気づく事が多いから...」

彰人

「はぁー...まぁ良いけどよ...」

彰人

「もし司センパイに何かあったらオレから言っとく」

こはね

「ありがとう...ごめんね東雲くん...」

彰人

ていう事があったんです。

小豆沢が...

彰人

まぁ、今の司センパイを見てて何となく察しました。

彰人

..........

彰人

司センパイはこはねの事どう思ってるんすか?

小豆沢の事は...

一緒にいて楽しくて...

可愛らしくて、それでいてかっこよくて...

オレの違和感にもすぐ気づいてくれる...

彰人

その気持ちセンパイなら何だか分かるんじゃないっすか?

..........

こはね

少しでも皆の役に立ちたいんです!!

(小豆沢はあの時、皆の役に立ちたいって言ってたな...)

(その思いに答えたくて、ピアノを教える事になったんだよな...)

こはね

ーーー♩ーー!!

こはね

ーーーー♩♪ーー!!

(確かあの時に小豆沢の歌声に惹かれたんだっけな...)

(それから小豆沢の事が気になり始めて...)

こはね

.....隠してる事なんてないですよ!

こはね

司さんの勘違いじゃないですか?

(あの時は確か小豆沢が無茶をして、体調を崩してたな...)

(もう小豆沢には無茶をして欲しくないな...)

(でも...)

(オレの為に無茶をしてくれて、少し嬉しかったな...)

こはね

ーーー!!ーーー♪

(もっと聞いていたい、小豆沢の隣で...)

(小豆沢の隣にいたい...)

(オレは...)

そうか...

オレは...

小豆沢が好きなんだな...

彰人

ま、十中八九そうでしょうね。

彰人

これ以上分かりやすい物は無いですし...

彰人

.....それでどうするんですか?

オレは...

小豆沢にちゃんと伝えたい!

小豆沢ともっと一緒にいたいって

小豆沢の隣にいたいって

小豆沢が大好きだって!!

彰人

ま、司センパイならそうなりますよね。

彰人

応援してますよ、センパイ

あぁ!ありがとな彰人、冬弥

冬弥

俺は、何も出来ませんでしたけど...

彰人

オレも少し助言しただけっすよ。

よし!!早速今日、小豆沢に伝えるぞ!

彰人

え!?!?今日っすか⁉︎

あぁ小豆沢に早く伝えたいんだ。

彰人

.....行動力すげぇな

彰人

まぁ...頑張って下さい。

冬弥

応援してます司先輩!

あぁ、ありがとな二人共。

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