モブ女4
お前、調子乗ってんの?
モブ女1
通してくれる?
望月 千尋
何度言ったって無駄。
望月 千尋
絶対にここは通さない
モブ女1
私に逆らうの?
モブ女1
父が有名企業の社長のこの私に?
モブ女1
いつからそんなに偉くなったの?
モブ女4
お前の成績はガタ落ちするかもなw
望月 千尋
くれてやるよ
望月 千尋
成績の1つや2つくらい
モブ女4
なっ…
望月 千尋
その人の実力が数字ひとつなんかで決められる訳ないじゃん。
モブ女3
…………
モブ女3
このっ……!
モブ女3が千尋に殴りかかったその瞬間……
望月 千尋
パシッ
千尋はモブ女3の腕を左手1つで止めた。
モブ女4
は…?
モブ女2
うちら4人の中で1番喧嘩が強いのは3なのに…
望月 千尋
強い?
望月 千尋
たったこんくらいで?
望月 千尋
はっ、笑わせんな
望月 千尋
こちとら、あの純の喧嘩を何回も止めてきてんだよ
千尋がそう言った途端、「ゴッ」という鈍い音が鳴った
望月 千尋
っ……
飛鳥 凛
……!
飛鳥 凛
望月さ……
狡噛 純
おい。
狡噛 純
てめぇ、誰に手ぇ出してんだよ
モブ女4
こいつが生意気なのが悪い!!
狡噛 純
てめぇらが勝手な自己満でそいつらいじめてんのが悪いんじゃねぇの
モブ女3
あんたに関係ないでしょ
狡噛 純
俺には関係ねぇけど……
狡噛 純
千尋に手ぇ出すんなら話は別だ
望月 千尋
っ!
モブ女2
なんで?
モブ女2
あんた望月に注意された時嫌そうだったじゃん
狡噛 純
千尋が注意してるのを見てウザそうにしてるお前らにムカついたんだよ
狡噛 純
俺の物に手ぇ出すな
そう言いながら純は千尋を抱き寄せた
望月 千尋
っ!
望月 千尋
ちょ…純…!
狡噛 純
うるせぇ
狡噛 純
大人しく俺の中にいろ
モブ女3
え?wなに?w
モブ女3
あんた望月のこと好きなの?www
狡噛 純
好きだけど?
モブ女3
へ……?
狡噛 純
んだよ
狡噛 純
好きな奴を好きって言って何が悪い