突然現れた君

そう言って桃くんは俺を家に 入れてくれた。

どうしよ。 俺。名前なんてないや。

俺はなんて言い返せば いいのか分からなかった。

俺が過去のことを話したくないのには理由があった。 1つはもう忘れてしまいたいから。 思い出したら泣きそうで怖い 2つは泣き顔を見られたくないから。 泣いたら叩かれるからね......... そんなことを考えてると.........

今にも泣きそうだった。 だってせっかく死んだのに このままだと意味ないんだもん

一言言って俺に次々と言葉をくれる。

俺は初めて見た。 君が泣いたところを。

君の泣き顔は どこか寂しげだった。

俺が優しく抱きしめると 安心したように泣く君。

俺は人をハグしたことはまったくない だって俺はハグするなら俺の 中身を見てくれる人がいい。

だけど俺はいつの間にか 君をハグしてたんだ。

泣き疲れて俺とハグしたまま 寝てしまった君をベットまで運んだ。

ちょっぴり可愛いと思ってしまった 俺は疲れてるのだろうか.........？

こいつとえっち、か.........

正直、 セックスは俺が守りたいって 思ったやつとしたい。

でも俺はこいつのことは 別に好きでは無い。

俺は今考えても 仕方がなかったから 今日はとりあえず寝ることにした。

でも俺が学校に行ってる間 こいつは何をするんだ？

疑問になって俺は聞いてみた

俺がそういうと君は びっくりした顔をした

そう。俺は特殊なのだ。 俺が自殺した時。 目の前に現れた悪魔？みたいな人が 「あんたにチャンスをやる」 そうゆってきたのだ。

そう言って準備をしていると.........

振り返って君を見ると.........

※著作権ではありません。 自分で1から描きました※