TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

バチコリヤッた翌日、千夏は夢を見て目を覚ましたのだった。

瀬田川千夏

なんだったんだ今のは…なんか明那以外の女の子に好かれる夢だったけど…

瀬田川千佳

お姉ちゃーん?

瀬田川千夏

ん?何?

瀬田川千佳

明那さんが迎えに来てるよ〜?

瀬田川千夏

え?

鬼灯明那

おはよ!

瀬田川千夏

あ、明那!?お前ん家反対側だろ!?

鬼灯明那

会いたくてきちゃった♡

瀬田川千佳

とりあえず…私はもう出るからね?

瀬田川千夏

お、おう

千佳は静かに階段をおりて家を出た。

瀬田川千夏

昨日は悪かった…その…乱暴したりして…

鬼灯明那

私の方こそごめんね…首元にキスマークつけちゃって…

瀬田川千夏

これ消えねぇんだけど…どうしてくれるんだよォ…

鬼灯明那

うーん…

鬼灯明那

チュッ♡

明那はキスマークがついているところにキスをした。

瀬田川千夏

ちょっ、おい!?

鬼灯明那

やっぱり…私のものだってマーキングしたくて♡

瀬田川千夏

お前…とうとう本性表わしたな?付き合う前も本性ちょっと表れてたけど。

鬼灯明那

なんのことかな?とりあえず学校行こ?

瀬田川千夏

わかったからとりあえず下降りてて…着替えるから…

鬼灯明那

はーい♡

明那は下に降りていった。そして千夏は着替え始めた。

瀬田川千夏

(やっぱり…胸でかくなってるな…下着がキツイ……)

花澤花恋

ちなっちゃんおはぞねす〜

瀬田川千夏

ういっす。

鬼灯明那

おはよう花恋ちゃん。

鷹村綾華

お…おはよう…千夏…ちゃん。

瀬田川千夏

ん?あぁ鷹村さんおはよ。

鬼灯明那

鷹村さんもおはよう

松原ひまり

おはよ!

瀬田川千夏

あ、松原さんもおはよう。

松原ひまり

知ってる?今日このクラスに転校生来るらしいよ!

瀬田川千夏

ほんと?

鬼灯明那

どんな子だろ…

遡行してるうちにホームルームが始まる。

川添靖子

おはようございます。今日はこのクラスに転校生がやってきます。ではアリスさん、入ってきてください。

アリス・ロックフォード

は…はい…

千夏たちの教室に銀髪碧眼、身長も千夏と同じぐらいで胸も同じぐらい大きいまるで千夏とそっくりな美人が入ってきた。

アリス・ロックフォード

イギリスからやって来ました…アリス・ロックフォードっていいます。よろしくです。

河森佳奈

可愛い子だね!ねぇ千夏ちゃん!!

瀬田川千夏

う…うん…にしてもあの子…俺にそっくりすぎじゃね?

鬼灯明那

だね…それ確かに思った…

千夏と明那はあまりにと千夏と容姿がそっくりなアリスに困惑していた。

鬼灯明那

でも…本当に似てるね…

川添靖子

じゃあ席は…瀬田川さんの隣でいいかな?

アリス・ロックフォード

はい。

アリスは千夏の隣の席に向かって歩き出す。

アリス・ロックフォード

よろしくお願いします。

瀬田川千夏

う、うん。よろしく。

転校生の紹介が終わってからホームルームの終わりを告げるチャイムがなった。

花澤花恋

にしても本当にそっくりだなぁ…ちなっちゃんとは赤ん坊の頃からの付き合いじゃがそれでも見分けつかんぐらいだぜぇ…

瀬田川千夏

目の形以外まじそっくりだよな…

鬼灯明那

千夏ちゃんってどちらかというと男の子っぽい目の形してるよね〜…

瀬田川千夏

まぁ実際元男なわけなんだけどな…

鬼灯明那

そんなことより千夏ちゃん、今日の放課後街に行かない?最近話題のスイーツが出たんだ〜!

瀬田川千夏

ん?全然OKだよ。

鬼灯明那

やったァ!

アリス・ロックフォード

あ…あの…お話中のところ申し訳ないんですけど……

瀬田川千夏

ん?あぁ、ロックフォードさん。

アリス・ロックフォード

アリスって呼んでください。

瀬田川千夏

アリス、どうしたの?

アリス・ロックフォード

実は、瀬田川さんに手伝って欲しいことがあって……

瀬田川千夏

全然いいけど…何?

鬼灯明那

( ⩌⤚⩌)

アリス・ロックフォード

実は…この書類を出すように言われて……どこに出せばいいのか分かりますか?

瀬田川千夏

それは職員室に出すんだよ。

アリス・ロックフォード

ありがとうございます!あ…あとそれと…今日街を案内して欲しいんですけど……大丈夫ですか?

瀬田川千夏

明那も一緒でいいならいいけど。明那もいいよね?一緒で。

鬼灯明那

う…うん……

鬼灯明那

(心の奥がモヤモヤする……辛い…苦しい……痛い……)

瀬田川千夏

……

アリス・ロックフォード

瀬田川さん?

瀬田川千夏

あ、申し訳ない。今日は予定があるのを忘れてた……また今度でいいなら案内するぞ。

アリス・ロックフォード

は…はい。

アリス・ロックフォード

(鬼灯さん…さっきから妙に機嫌が悪そう……私…何かしたかな……)

瀬田川千夏

明那。ちょっとこっち来て。

鬼灯明那

う…うん……

鬼灯明那

……

瀬田川千夏

どうしたんだよさっきから。あからさまに不貞腐れてさ。

鬼灯明那

アリスさんと…楽しそうに話してた……

瀬田川千夏

……は?

鬼灯明那

千夏ちゃん…アリスさんと楽しそうに話してたから……それ見てたら……モヤモヤして……

瀬田川千夏

……なんだよそれ……

鬼灯明那

ごめん千夏ちゃん…怒ってる?

瀬田川千夏

怒ってるっていうよりかは……ちょっとお前最近ヤキモチ妬きすぎだぞ。

鬼灯明那

千夏ちゃんがアリスさんのこと好きになったらって思ったら怖くて……!

瀬田川千夏

俺はお前以外の誰も好きになるつもりは無いしお前を手放すつもりもない!それにお前にもし一緒に住んで欲しいって言われたら一緒に住む!それぐらい俺はお前のことが好きだし信頼してるんだよ!

千夏の怒号が響き渡る。

鬼灯明那

千夏…ちゃん…

瀬田川千夏

俺はさ…みんなと仲良くしたいんだよ。ましてやアリスはイギリスから日本に来たばかりで友達もいない…そんなのほっとけるわけないだろ?

鬼灯明那

千夏ちゃんって…本当に優しいね……

鬼灯明那

ごめんね千夏ちゃん……私……

瀬田川千夏

とりあえずこれだけは本当だ。俺はお前が好きだ。

鬼灯明那

千夏ちゃん……

明那は泣きながら千夏に抱きつく。

瀬田川千夏

おいおい泣くなって…この話はおしまい。教室戻ろっか。

鬼灯明那

ぐすっ……うん…

2人は教室に戻った。

放課後、千夏は明那と一緒に街を歩いていた。目的は某スイーツ店で新しいスイーツが出たのでそれを食べに行くというものだ。

瀬田川千夏

朝は怒ってごめんな…今日は俺奢るからさ。

鬼灯明那

もう気にしてないからいいよ!私千夏ちゃんに大事にされてるんだって改めて実感したよ!

瀬田川千夏

公衆の面前でそんな恥ずかしいこと言わないでくれるか……

鬼灯明那

ご…ごめん……

鬼灯明那

あ…あのさ……千夏ちゃん……

瀬田川千夏

ん?

鬼灯明那

朝…もし私に一緒に住んで欲しいって言われたら一緒に住むって言ったじゃん?

瀬田川千夏

あ、あぁ…(あれ例え話で言ったつもりなんだけどな……)

鬼灯明那

私…お願いしていい?

瀬田川千夏

何を?

鬼灯明那

千夏ちゃんと…一緒に住むこと……

瀬田川千夏

……はい?俺がそっちに行くってこと?それとも俺の家に明那が行くってこと?

鬼灯明那

千夏ちゃんの家には妹さんがいるから1人にはできないし…

瀬田川千夏

俺の家に来るってか…?

鬼灯明那

実はね…私が住んでるアパートもうすぐで解体することが決まってて……

瀬田川千夏

なるほどな……

瀬田川千夏

まぁいいぜ。千佳にも伝えとく。

鬼灯明那

やったー!!

そしてふたりはスイーツを食べて家に帰ったのだった。

この作品はいかがでしたか?

33

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚