灰谷蘭
飽きた
それが、数週間前の元彼の台詞。 それなりに愛されてると思ってたし、私も愛してた。 そんなこと言われる筋合いは、ないはずだった。
夢
...、なんで?
夢
私、何かした?
夢
してない、よね?
焦りからか、怒りからか、口は止まらなくて。 どんどん蘭の表情が、嫌悪に歪んでいくなんて、知らなくて。
灰谷蘭
そういうとこじゃない?
灰谷蘭
まあとにかく別れよってこと
夢
そっか...
夢
分かったよ、
別れるのは嫌だった。 でも、自分勝手な蘭への怒りが勝った。 喜んで別れてやる、そう強がってみせた。
夢
...っ、...!
でも、思い出す度泣くほど、私は後悔している。 それと同じぐらい、蘭を恨んでいる。 だから、私は。
夢
蘭を潰すなら、竜胆...だよね
そんな最低な行為にも、罪悪感を感じなかった。






