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救急隊の人
もう大丈夫です。
近所の人
え…?
救急隊の人
よく耐えてくれました。
近所の人
あの、私のこと覚えてるかしら。
救急隊の人
？？
救急隊の人
！！
救急隊の人
浅見さん！！
救急隊の人
ありがとうございました！！
近所の人
いいから。
近所の人
心臓が止まっていて、息もしてないわ。
近所の人
早く運ばなきゃ、命が危ないわ。
救急隊の人
わかりました。
あいの
私ついて行きます！
あいの
先輩は？
はると
俺は帰る。
あいの
わかりました…?
近所の人
まぁ、いいわ。
近所の人
これからはよろしくね。
救急隊の人
はい！
病院
医師
えー。
医師
やはり、生まれつきの心臓病が再発していますね。
医師
転移もしてますし、持って半年とゆうとこでしょう。
医師
残念ですが、大学病院か、大きい病院に行くしか。
お母さん
嘘でしょ…｡
お父さん
嘘だ…｡
医師
では、また。
はるか
お母さん達…どうだったの…？
お母さん
…｡
お父さん
…｡
お父さん
お父さんから言おう…｡
お父さん
持ってあと半年だそうだ…｡
はるか
嘘…｡
あいの
翌日
あいの
はるか！
あいの
大丈夫？
はるか
う、うん。全然大丈夫。
あいの
そっか。なら良かった。
その後もはると先輩とあいのは、交互で毎日来てくれた。
するとある日、あいのがこんなことを聞いてきた。
あいの
いつ退院できるの？
はるか
…｡
あいの
ねぇ！いつ退院できるの？！
はるか
もうすぐ退院できるよ。
私はこの時後悔した。
なんで今まで、どちらかに片寄って来たんだろう。
こうゆう時は愛すべき彼氏と、愛すべき親友、どちらを大切にしたらいいの？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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