大好きだった。
すごく酸っぱい梅干しを毎日朝ごはんに出してくれて、怪我をした時にはシワシワの手で優しく撫でてくれた優しいおばあちゃんが。
よくある病で倒れてからたったの3日。
最後に言った言葉は今でも忘れてない。
「明日は散歩いけるかねぇ?」
お医者さんにはもう筋肉の疲労で歩けない事は聞いていた。
でも僕は
「そうだね!」
と、元気に振舞っていたがその時のおばあちゃんの顔はどこか悲しそうに、でも気を使って笑顔で…
おばあちゃんのそんな顔を見たのは最初で最後
そんなおばあちゃんが今は…
目の前にいる
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃんの声を聞く度に涙が出た
城野
おばあちゃん
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
城野
おばあちゃんがシワシワの手で頭を撫でてくれた
おばあちゃん
城野
おばあちゃん
瞬きをした瞬間
そこにはおばあちゃんの姿はなかった。
僕はその場で泣き続けた。
城野
母
城野
見送りをしてくれてる母を見た瞬間
おばあちゃんが母の後ろに立っていた。
城野
おばあちゃんは手を振ってくれていた
その手にはナイフが見えた。
コメント
2件
説明が欲しいです!