僕は、何をしてたんだっけ?
もうわかんないや…ハハッ 僕が何をしたって言うの?ねぇ
誰か僕に教えて…
僕に触れて…?
あれは、雨の日のこと…
あの時、俺は、初めて
人生で初めて
感動して泣きそうになった…
僕は、親がいない…
一人暮らしだ。
ここの暮らしはいいもんじゃない。
毎日、家に入ってきてその辺の大人達に暴言を言われて、蹴られて、殴られて…
そんなことしてる間に、俺は、何も感じなくなった…
嬉しい?悲しい?辛い?苦しい?
何それ?ww笑える
僕の人格は壊れていくばかりだ。
でもある日の出来事から、僕の人生は一変する事になる。
僕はいつも通り、家に入ってきた大人たちに、殴られて、蹴られて。殺されかけた。
外に投げ出されて、置いてかれた。
こんなのよくある事だ…でも…
今日は、ちがかったんだ。
ジミン
早く、家に帰らないと…
テヒョン
あの…大丈夫ですか…?
ジミン
はい…?
話しかけられたのは何時ぶりだろうか…
戸惑ったよ
テヒョン
よっくみたら、傷だらけじゃないですか!?
テヒョン
来てください!俺が治してあげます!
ジミン
は?
ジミン
大丈夫だから、ほっといて
俺は、どうにかしていた。 でも、昔あったんだ、着いて来いって言われて、また殴られたんだよ。
そんなのもう二度とごめんだ
ジミン
どっか行けよ!!
テヒョン
ッ…や…
テヒョン
……
ジミン
あ!?なんて言ってんの!?
テヒョン
嫌だ!僕は、君のことを助けたいんだ!
ジミン
へ…?
テヒョン
ギュッ…
暖かい…
抱きしめられた… 親にも抱かれたことなんてないのに…
思わず、目から暖かい何かが出てきた。
ジミン
ポロポロ
テヒョン
大丈夫だよ…俺は君を見捨てない…
ジミン
なんで、泣いてんの…僕…?
テヒョン
ギュッ…だから、俺を信じて
ジミン
…グスッ
ジミン
バタン
テヒョン
ちょっ!大丈夫!?
僕は、気を失ったみたいだ
安心して…
気づいたら、見慣れない場所にいた…







