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コメント
1件
うわっ、これ、めっちゃ不気味で一気に引き込まれた…!「呪いのシナリオ」ってタイトルからしてゾクゾクするし、酢太郎が手帳の異様な文字を見抜くシーン、あの緊張感がすごく好き。PC本人たちがそのままキャラシートにされるって発想も背筋が冷える…。続きが気になるから、このまま読み進めちゃうよ…🤍
あさくら
80
TRPGセッションの文字起こしです。 ※ネタバレ注意。
シナリオ: 表穢 作者: りんごさま URL: https://booth.pm/ja/items/903912
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc.Fictionification based on the Attack of Cthulhu / Arclight Inc.
安田 酢太郎(やすだ すたろう)――――
29歳。男性。職業、バックパッカー。
数々の酢のコレクションを手にしながらも、「伝説の酢」を追い求めて世界中を巡る旅を続ける、孤高のさすらい人。
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今泉さらさ――――
17歳。女子高生。
APP16の超絶美少女。 自分を一生かけて愛してくれる王子様に出会いたいという願いを持つ、ちょっと夢見がちな性格。
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※注意※ このシナリオは呪いのシナリオです。 このシナリオで遊んだ人はみんな不幸になります。 実際に、彼らは死に、そして彼女は姿を消しました。
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ある日、TRPG仲間である苗倉 光雄(なえくら みつお)から、安田 酢太郎と今泉 さらさの元に焦ったような連絡が入った。
同じサークルメンバーである有方 姫子(ありかた ひめこ)と連絡が取れなくなってしまったという。
苗倉の話によれば、姫子は最近ネット上で噂になっている「呪いのシナリオ」の舞台となった場所を見つけたと言い、そこでセッションをしてくると言って出かけたきり、丸二日も音信不通になっているとのことだった。
警察に相談しても「事件性がない」と取り合ってもらえず、途方に暮れた苗倉は、親しい二人を頼って「一緒に現場の廃ビルへ手がかりを探しに行ってほしい」と懇願してきたのだった。
こうして二人は苗倉に付き添い、噂の廃ビルへと足を運ぶこととなった。
現場の廃ビルは建築途中で放棄されたらしく、かろうじて部屋としての体裁を保っているのは2階部分だけだった。
三人は手分けして部屋を捜索したが、そこには誰が持ち込んだのかスチール製の書棚とデスクがぞんざいに放置されているのみ。
中身は空っぽで、床にいくつかのゴミや日用品が散らばっている程度だった。
人がいた痕跡すら見当たらず、姫子がここに来たとは到底思えない。
あまりにも呆気ない幕引きに、苗倉は見るからに意気消沈していたが、やがて力なく顔を上げ、二人に懇願するように声をかけてきた。
苗倉
苗倉
苗倉
さらさ
酢太郎
さらさが正論を投げかけ、酢太郎も力強く同調して警察へ行くことを促した。
しかし、苗倉は青ざめた顔で激しく首を横に振り、取り乱したように二人にすがりついてくる。
警察には既に相談したものの、血縁者でもなく失踪からまだ二日しか経っていないため事件性がないと追い返されてしまったのだと、悲痛な声で訴えかけてきた。
そして苗倉は、二人が引き止める間もなく、すがるような手つきで鞄から2枚のキャラクターシートの用紙を取り出し、ペンを走らせ始めた。
そこには既に『安田 酢太郎』『今泉 さらさ』と二人の名前が書き込まれている。
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉は一気に書き上げると、大きく息を吐き出して二人にその紙を差し出した。
さらに彼は、持参していた大判のマップを空っぽのスチール製デスクの上に広げ、手帳を片手にデスク脇へと立ち位置を移す。
マップにはデスクを覆うほどの紙の半分にだけ、今二人がいるこの部屋の間取り(扉、窓、デスク、書棚の位置)が描かれていた。
苗倉
さらさ
さらさが恐る恐る問いかけると、苗倉は「うん、僕がキーパーをやるよ」とぎこちなく頷いた。
その隙に、酢太郎は苗倉が手にしている手帳へと鋭い視線を向けた。
🎲 安田 酢太郎【目星】➔ 成功
苗倉は無意識にか手帳の表紙を傾けて隠そうとするが、酢太郎の研ぎ澄まされた観察眼はその中身を捉える。
開かれた手帳の紙面に書かれていたのは、日本語でも英語でもなく、これまで目にしたことのない奇妙な文字列だった。
幾何学模様のようでもあり、蠢く線画のようでもある不気味な外国語がびっしりと書き連ねられており、とても常人が読めるようなものではない。
酢太郎がその異様さに眉をひそめる間もなく、苗倉はどこか熱に浮かされたような、感情の抜け落ちた声で語り始めた。
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉
苗倉