あれから1ヶ月がたった…。
告白してきた斎藤くんとは…
あの日から一度も言葉を 交していなかった…。
私、何かしたのかな…。
なんて不安を抱きながら、 どこかもの寂しい気持ちだった。
笠原 悠真
笠原 悠真
中川 志帆
振り向くと、隣のクラスの女の子が 私に駆け寄ってきた。
中川 志帆
中川 志帆
笠原 悠真
あまりに全速力しすぎたせいか、 息が少し荒い…。
中川 志帆
中川 志帆
笠原 悠真
そう言って彼女は、数枚のザラ紙を 私に差し出す
笠原 悠真
中川 志帆
パラリと1枚めくってみると 来月の文化祭について記されている…。
中川 志帆
笠原 悠真
中川 志帆
私はニッコリ微笑んで、教室へ戻ろうとする…
すると…
坂田 瑠色
笠原 悠真
笠原 悠真
坂田 瑠色
坂田 瑠色
笠原 悠真
笠原 悠真
坂田 瑠色
仲良い…なぁ。
中川 志帆
笠原 悠真
坂田 瑠色
あれ…?私変なこと言ったかな…
妙に2人共表情がかたい…?
中川 志帆
中川 志帆
坂田 瑠色
中川 志帆
笠原 悠真
坂田 瑠色
中川 志帆
2人共今度は顔が真っ赤だ…
笠原 悠真
笠原 悠真
中川 志帆
声が…大きい……?
声が………………。
中川 志帆
坂田 瑠色
笠原 悠真
中川 志帆
せっかくカップルだと思って 恋愛について聞こうと思ったのに…
なんでだろう…気まずいなぁ。
坂田 瑠色
笠原 悠真
笠原 悠真
中川 志帆
また、出遅れてしまった。
充分チャンスはあったのに…
なんで…?
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
坂田 瑠色
坂田 瑠色
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
坂田 瑠色
斎藤 悠里
1週間後
先生
先生
中川 志帆
委員長である私は、黒板の前にたつ。
中川 志帆
私が問いた後、次次と意見が飛び交った
焼きそば、お化け屋敷、喫茶店、
どれも面白そうだった…
そんな中で、1人…場違いな意見を 発した人がいた。
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
彼の名を呼ぶのはこれで2回目だった。
名前を呼ぶだけだったのに、 声が震えていた。
斎藤 悠里
中川 志帆
辺りは一気に静まり返る…
そりゃそうだ。
お店類ときた後にまさかまさかの 『書道の展示』…
クラスメイト
クラスメイト
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
『志帆りん……いや中川さん困ってるぞ!』
『チャラ男なのに真面目な意見だw』
その後一気に溢れるブーイングやら… 同意やら…
中川 志帆
もう困りました。
結局、このクラスは
斎藤くんの意見の『書道の展示』 をすることになった。
中川 志帆
私は帰り道に、長いため息をつく。
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
ふいに後ろで変な音がした…
いや、音じゃなかった、『声』だ
振り向くと、何故か斎藤くんが 電柱にぶつかっていて…
私と目が合うと慌てて電柱の影に隠れる…。
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
Uターンしかける彼の袖を、 いつの間にか私は握っていた。
斎藤 悠里
ぎゅっと…握ってしまっていた。
何がそうさせたのかはわからないけど…
衝動的に…なんか…
動いてしまっていたんだ。
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
そこで、何かの鈍い音が…
彼の言葉をかき消した…。
そうだ、ここは踏み切り前だった…。
遮断機など、いつの間に降りていたのか そんなことも気づかないくらい… 熱中しすぎていたんだ。
何にって…
彼の真剣で綺麗な瞳を見つめる事に…。
ガタンガタンガタンガタン
中川 志帆
口パクでもわかった…
彼は…
『君とまわりたかったんっス! 文化祭!』
そう言ったのだ…。
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
好きな人と一緒にいたい。
彼は私と一緒にいたいと思ってくれていたのだ。
それを知らずにまっから否定して… 私って…。
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
私は汗ばんだ手でスカートを握った。
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
え、今私…なんて…。
中川 志帆
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
誤魔化したつもりだけど…駄目だ。
きっと聞こえてた……
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
斎藤 悠里
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
中川 志帆
中川 志帆
斎藤 悠里
少しチャラ男で、考えること変だけど…
男の子らしいなって、思えたかも。
ちょっとだけ…嬉しかった、
恋を少しだけ知れた気がしたから…。
コメント
1件
お久しぶりの恋愛だぁぁぁぁぁぁ(*´꒳`*)