めめがトラウマでパニックになるお話

どうもー！ みんなの万能調味料こと塩麹よりも 向井康二です！！！

今は｢冒険少年｣の収録が終わってめめと話しながらな楽屋に向かってる途中やねん！

収録したスタジオは1階にあって俺とめめ2人の楽屋は5階にあるからロビーの中央にあるエレベーターで上がって行くんよ

（背景が探せなくて、 エレベーターの中だと思ってください‬ > <💧）

エレベーターに入って5階の選択して閉じるボタンを押すと、ｳｨｰﾝと無機質な音をたててエレベーターが上昇する。

｢なんでやん！！｣と和気あいあいと話していてエレベーターの階数の表示が3から4に変わるかなぐらいの瞬間

ガタンっ！

大きくエレベーターが揺れて 動きが止まってしもうた

大きく揺れてから動く気配が無いから緊急用のボタン押したら通話ができるやつで｢大きく揺れて動きが止まったんですけど｣と聞いたら

通話先:｢分かりました。そちらに急いで向かいますが故障が治るには状態にもよるんですけど、最低でも1時間程度は掛かります｣

だって。｢分かりましたー。よろしくお願いします｣って言い通話を切る。

あいにく2人とも収録中はスマホは楽屋に置いてあり手元に無い状態

1時間どう過ごすか考えていると

バチン

急に視界が真っ暗になった

｢怖い〜｣なんて言いながらこの機会にめめに抱きつこー思て腕を伸ばしたらｽｶｯと空振りした。

あれー？ついさっきまではおれの隣に居たはずなんやけどなー

腕を下ろしたらめめの頭らしきところにｺﾂﾝとぶつかった。

え、なんでここにめめの頭？って考えていたら目が暗闇に慣れてきて、見下ろせばしゃがんでいるめめの姿。

めめの真ん前にしゃがんで 体調悪いの隠してたんかな？ と思っておでこを触ったりすると ﾋﾞｸと震えるめめの体。

めめは自分の腕をこれでもかって言うぐらい強く握ってて｢こわい、｣｢いやだ｣｢ここから出して｣って呼吸もだんだん速くなっていく。

エレベーターの動きが止まって、康二が緊急用の電話で話している時からちょっとだけ過去を思い出してしまって体が強ばっていくのが分かる。

俺は小学校ぐらいの時に虐められていた。

そうやって何人のいじめっ子の友達と一緒に向かったのは校舎の隣の奥にある倉庫

そうすると、後ろから2人ぐらいで俺の背中を押されて倉庫の中に入ってしまった。

急いで出ようと立った瞬間ｶﾞﾗｶﾞﾗと勢いよく閉められ、最後にｶﾁｬﾘ。と南京錠が閉まる音がする

閉じ込められたんだ。 そう認識するのは遅くなかった。

この倉庫は古くて今は使われていない。 真っ暗で音も全く聞こえなくなって本当に誰も来ないんじゃないか、

そう思ってたらだんだん息が苦しくなって

ぼく、ここでしんじゃうのかな

その後目が覚めたら保健室に居て、ある女子児童が俺が倉庫に連れて行かれるのを見て先生に言ってくれたらしい。

それで虐めのことも話して全て終わったんだけど、今の状況が状況であの時の恐怖が俺を襲う。

考えれば考えるほど喉が締められる感覚に陥る

脳が酸欠っぽくなって頭クラクラして手足が痺れてきた、、、

両肩を掴まれて暗闇の中、 康二の顔が見えてくる。

めめの過呼吸が治まって寝させようとどんな姿勢が楽か聞くと

とか言ってきて少し甘えたさんなめめ。

そんなめめがあまりにも可愛すぎて ｢可愛ええなぁ｣ と出そうになったのはここだけの話

そうなん？分かった。 と言ってめめの隣に座る。

俺の肩に頭のせて寝てるめめ可愛すぎやろ！！！（クソデカ心の声）

しばらく時間が立ってエレベーターの扉の向こう側からドンドンドンと叩く音が聞こえる

ガラ、ガラガラガラ

時間的に俺とめめは1時間半ほど閉じ込められてたらしい

後日談

とある音楽番組の収録前インダビューにて

今は顔を赤くして必死に照れ隠ししてる康二だけど、あの時は本当にカッコ良くてスーパーヒーローみたいだったよ

本当にありがとうね

〜完〜