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女子
女子
今日も騒いでいる女達。
男子
男子
今日も騒いでいる男達。
夏月
俺が廊下を歩き始めると、皆端に寄って行く。
女子
女子
男子
男子
夏月
俺は前に立ちはだかる男を退けて、自分の教室へと向かう。
男子
夏月
俺はニヤリと笑い返し、肩を掴んでいる手を引き離す。
男子
夏月
夏月
いつもと同じく色々と返って来たが、全て無視。
対応しているだけ無駄で面倒くさい。
ガラガラガラ
夏月
いつも通り無言で入る。
教室に入ると、一斉にこちらに視線が集まる。
それらの視線は「俺を嫌っている視線」。
夏月
鞄を机横のフックに引っ掛け、ドサッと椅子に座る。
腕を組んで全員を睨み返す。
夏月
夏月
夏月
外を眺めると、元気に登校する小学生達の姿があった。
夏月
数十分前に見た、俺の弟達。
二人は仲良さそうに手を繋いで、一緒に登校していた。
その横には父親。
三人して笑顔だった。
夏月
俺は笑みが溢れた。
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