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jpyaのBLです。 地雷の方は引き返してください。 初めから最後まで捏造ですので 間に受けないでください。 ご本人様には一切関係ございません。 何でも許せる方はどうぞ! 今回ちょっと短めです。
努力の甲斐あって 何とか休日をもぎ取った俺は
遊園地に急いでいた
jp
休日と言っても7時間のまとまった休憩みたいなもので 仕事は朝も夜もあった
でも、珍しくめちゃくちゃ晴れている空に テンションが上がっていた
jp
jp
遊園地のチケット売り場の脇、 柱に背中を預けて佇む 小さな人影が見えた
jp
思わず溢れ出てるみたいな 幸せそうな笑い方だった
jp
その顔をさせてんのが 俺じゃないって事が悔しかったけど
ya君の笑っている顔が可愛くて その笑顔をなるべく見ていたくて 崩してしまわないように、 そーっと近づいた
jp
ya
jp
ya
言い方は素直じゃないけど、 楽しみだった事は否定しない ya君に愛しさが込み上げる
jp
jp
思わず笑顔になると ya君はちょっと固まって目を逸らした
jp
ya君の言動次第で 俺の気持ちは浮いたり沈んだり忙しい
ふと隣を見ると ya君が着いてきていない事に気がついた
後ろを見ると ya君がなぜかフリーズしていた
jp
jp
どうしたら俺の事見てくれる? どうしたら…
好きな人の事、忘れてくれる?
jp
ya
jp
ya
当然だけど、俺と手を繋ぐなんて 1ミリも考えた事がないんだろう。
全然わかってなさそうなya君に 落ち込みそうになりながらも
jp
ぐいっ
俺はya君の手を握った
jp
ya
jp
そんな事言っといて俺の方が
jp
ドキドキして何も考えられなくなっていた
ya
ふと、ya君が切なそうな顔をしたのを 俺は見逃さなかった
jp
ねえ、笑ってよ
さっき、好きな人の事考えてた時 みたいにさ
jp
俺は無力感に苛まれながら
ya君の冷たい手を 温めるようにぎゅっと握った