テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
リビングの空気は、 もう“話し合い”のものじゃなかった。
さとみ
その名前が、 やけに重く響いた。
……来た。
さとみ
【観測者は、ころんのすぐ近くにいる】
さとみ
さとみ
ジェル
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
声が、 少し震えた。
さとみ
さとみ
……正論。
だからこそ、 反論できない。
ジェル
ジェル
ジェル
その言葉が、 胸に刺さった。
ころん
ころん
ころん
ジェル
誰も、 ころんの目を見なくなった。
沈黙。
……あぁ。
これが、 “疑われる側”の景色か。
昨日まで、 誰かを疑ってた側だったのに。
立場が変わるだけで、 こんなに孤独になる。
端末が、 静かに震えた。
【議論時間:残り5分】
数字が、 やけに速く減っていく。
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
一瞬、 言葉が止まる。
ころん
全員の視線が、 一斉に集まった。
ころん
ころん
さとみ
ころん
その瞬間。
空気が、 完全に変わった。
疑いは、 もう“個人”じゃない。
このゲーム自体が、 壊れ始めてる。
——でも。
僕はまだ、 “本当のこと”を言ってない。
言った瞬間、 僕は終わる。
その確信だけが、 はっきりとあった。