残虐な魔女は殺人鬼序章

そう私が謝ろうとしたとき

母から平手打ちが飛んできた

そう言いながら私の襟をつかみ

まだ幼い身体をひきづる

未だにあの頬の痛みと初めて聞いた母の声はずっと耳に残っている

母は私を産んでから

というより、私の目を見てから

口をきくことも、目を合わせることもなかった

この時…

初めて母の声をきき

初めて殴られた

初めて暴力をふられ

初めて

人を殺したいと思った

まだ痛みが引かず熱が集まる頬

そうすると

母が戻ってきた

ｸﾞﾁｬ））

ﾍﾞﾀﾞｯﾋﾞﾁｬｯﾋﾟﾁｬ

感じたことのないいたみ

それと同時に右目から赤黒い液体が流れるのを感じた

乾いた笑い声をあげて

母はヘナリと座り込んだ

ほんとにこの時は何がなんだかわからなかった

ただ、8才の私の本能がこういった

「殺せ」

そのあと気づいたら私は顔の原型をとどめていない母の遺体がめにはいった

私はとっさにあることに気づいた

右目が見えてる。。

そして、そのまま私は母を抱き締めて寝た

気づくとそこは例の場所で

私の服は着替えさせられていた

そして、そのあと鏡を見た

私の右目はオッドアイで

左目が黒なのにたいして

赤だった

しかし

今、黒目がなかった。。

どこをみても

黒目（レンズ）らしきものがみえない

私は焦った、

何が起きたんだろう

咄嗟に私はこう思った

その時

人生で一番の笑顔でそういいはなった

目が覚めると私は

ある村の小さな小さな屋根うら部屋でねていたことにきづいた

過去の夢をみるのは

何回目だろう

その余韻に浸りながら私は

もう一度

この平和な一時を

堪能することにした

政府関係者研究室Α