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ええ直球すぎない…?
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そう言うと得意気な顔で こっちを見てくる。
うっわ超笑顔、腹立つ〜ww
……でも正直、
L
客によって口調や態度、 接し方をコロコロと変え
それぞれに合う接客をしてた。
客がホストに求めるもの、
まさに、『理想』の ホストを演じ分けてた。
まるで多重人格のように。
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常連だけじゃない。 初回も対応を分けてた
それを可能にしてるのは 観察力と圧倒的な考察力か
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ていうか―…
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りうらがふと尋ねると ニコさんがしかめっ面で言う
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ムカつく
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素質あるのに勿体ない
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俺の顔を覗き込んでくるニコさん
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りうらは、千円札をカウンターに 置いてバーを出た。
…読み合わせまであと十数日。
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監督
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読み合わせ終わり、
緊張の糸がようやく解けた 俺に、話しかけてきたのは
今回の主演の初兎さん
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そう関西弁で気さくに 声をかけてくれる。
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S
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バンッ!
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突然ドアが開き、 甲高い声が部屋に響く
S
”いむくん”と呼ばれたのは、 初兎さんの相方の-hotoke-さん
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S
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りうらがそう言うと同時に ほとけさんが初兎さんを 引っ張って行った
監督
電気の消えた暗い廊下。
小走りだった いむくんの足が止まる。
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いむくんが不満げに訊いてくる
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いむくんが遮ったとは言え 最後まで敬語のままやったし
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H
S
S
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いむくんの冷たい声が 真っ暗な廊下に響く。
俺の腕を掴む力が 徐々に強くなる。
S
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H
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むにっ
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俺はいむくんのほっぺを つまんだまま言う
S
S
S
S
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今にも泣き出しそうな声で いむくんが呟く
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いむくんの背中をさすって俺は言う
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S
俺はいむくんの手を 引いて歩き出した。