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向かいの俺へ 。

いま凄く楽しいですよ 。

カラ松 。

… 演技だぞ 。

一松 。

わかってますよ 、

一松 。

窓も割ったし大丈夫です 。

カラ松 。

せーの、

カラ松 。

あ゛…… ぁぁぁ 、!?

カラ松 。

母さん!!!!

一松 。

え 、なにこれ ……

一松 。

松代呼んでくる っ、!

カラ松 。

お願いだ !!

そう 。

窓ガラスが何らかの原因で割れ、被害者がチョロ松という演技をした 。

俺はかつて演劇部だった 。

一松には少し不安に感じたが 、命令は絶対

あいつは本気で演じている 。

ほんとに気味が悪い 。

一松 。

カラ松 !、

一松 。

松代呼んできた!

カラ松 。

さんきゅー、一松!

カラ松 。

大丈夫かチョロ松 …… 、

カラ松 。

両耳が ……

松代 。

どうしたの !!

松代 。

チョロ松 !?!?

松代 。

父さん !! チョロ松の耳が !!!!

松造 。

なんだって !?!?

松造 。

救急車呼ぶか !?

チョロ松 。

… ゴメンナサイ 、

その後 、すぐに救急車がきた 。

救急車にはチョロ松と松代が乗った 。

俺たちはすぐに父さんに呼び出された 。

カラ松 。

…… ぱぴー 、

カラ松 。

チョロ松は … 大丈夫なのか 、?
(震えてる

一松 。

…… ぐす 、

一松の涙は嘘なのか本当なのか分からなかった 。

それぐらいのリアルさの演劇だった 。

松造 。

一体何があったんだ ……

カラ松 。

… 俺たちは買い物に出掛けていたんだ 、

カラ松 。

その時はリビングに誰も居なくて 、

カラ松 。

誰かいるか探索を二人でしていたんだ 。

カラ松 。

すると 、チョロ松の悲鳴が2階から聞こえて

カラ松 。

すぐに駆けつけたらあんな …… ぐす 、

松造 。

そうか 。

松造 。

喋らなくていいよ 。

一松 。

俺たちがもっと早く2階へ行っていたら ……
(泣く

松造 。

チョロ松は耳を失っただけだ 。

松造 。

きっと大丈夫さ 。

あぁ 、なんてちょろいんだ 。

俺は心の底からそう思った 。

俺たちが泣けばすぐ解決した 。

泣いていたらほんとのことだと思うのか 、

なんてくそなんだこの一家は 。

その後 、チョロ松のことを他の兄弟に話した 。

そして十四松が窓を割ってしまったかもしれない 。と白状したのだ 。

十四松によると 、トド松と再開後 、野球をしていた 。

そしてなぜか十四松が投げたボールが消えたのだそう 。

十四松 。

ごめんなさい 、

おそ松 。

お前ふざけんな!!

おそ松 。

お前のせいでチョロ松は耳を失ったのかもだぞ !!!!

おそ松 。

なんで …… なんでだよ 、

トド松 。

ごめんなさい 。

トド松 。

僕も強く投げなよって誘ってた 。

カラ松 。

チョロ松はみんなで支えていこうな 、

一松 。

今回は俺らも悪い … ごめんなさい 。

おそ松 。

俺の相棒に何してんだよ 、

おそ松 。

まじでさぁ ……

おそ松はブチ切れていた 。

ほんとにあの時俺がいればと後悔していた

それが俺にとっては嬉しかった 。

おそ松 。

病院から連絡ついた 。

おそ松 。

チョロ松 、入院するらしい

おそ松 。

だから挨拶に行くけど誰か行くか 。

カラ松 。

… 俺行きたい 。

一松 。

おま 、怪我は ……

カラ松 。

大丈夫だ 。治りかけている 。

一松 。

…… 俺も行く 。

十四松 。

僕もいいっすかね 、

トド松 。

僕も行くよ 。

初めからわかっていたが 、

俺の時は来なかったくせに 。

コンコン

カラ松 。

ブラザーか !? ✨️

先生 。

ごめんね 。松野くん 。

先生 。

まだご兄弟は来てないみたいなんだよ 。

カラ松 。

え 、あ 、いえ !!

カラ松 。

(なんでだろう 、)

こいつらは

俺以外の時は本気で心配するんだな 。

色んな変化にも気づけるはずなのに 。

俺の時はわざとかのようにシカト 。

気味が悪いなほんとに 、

一松 。

…… 大丈夫 ?

カラ松 。

あ 、… おう !!

一松は足を止めて心配してくれたけど 、

他の兄弟たちは足を止めなかった 。

早く始末しないと 。

おそ松 。

チョロ松 、??

十四松 。

チョロ松兄さん 、

トド松 。

やっぱり …… 耳 ??

チョロ松 。

なんで 、お前らが ……

カラ松 。

チョロ松 …… 喋れるのか !?

チョロ松 。

…… ????

一松 。

カラ松 。聞こえないんだぞ 。

カラ松 。

あ … すまんな 、

面倒だなと思ってはいたが

怪しまれないようにきちんと紙に書いた 。

チョロ松 。

……

しばらくその紙を見たチョロ松は答えた 。

チョロ松 。

20年以上この体で過ごしてるからね 。

チョロ松 。

まだ癖があるんじゃないかな 。

チョロ松 。

僕は退院後 、手話を習いに行く予定なんだ 。

するとトド松が俺のメモ帳を奪い取った 。

トド松 。

僕も一緒にいい !?

紙にも同じようなことが書いてあった 。

チョロ松 。

もちろんだよ 。トド松 。

チョロ松 。

でも余計なことはするなよ

おそ松 。

…… チョロ松 、???

おそ松 。

チョロ松だよな 、

おそ松 。

なぁ ???

突然 、おそ松が超距離で話し始めた 。

よく見るとおそ松の目にはチョロ松しか写ってはいなかった 。

チョロ松 。

?????

何が何だか分からないチョロ松は

1番近くにいた十四松に頼っていた 。

十四松 。

!!!

だが十四松の文字はでかいし下手 。

伝わるやつはいないだろう 。

そう思い 、俺が書いて渡した 。

カラ松 。

(なんで耳なんか切ったんだよこいつ 、)

チョロ松 。

おそ松 、?

チョロ松 。

僕はチョロ松だよ 、

一松 。

(いいこと思いつきました 。)

カラ松 。

(ん 、?? )

一松 。

(チョロ松と紙なしで話せる方法ですよ 。)

カラ松 。

(そんな事できるわけ …… )

一松 。

(まぁ見ててください 。)

一松 。

チョロ松兄さん 。
(肩を叩く

チョロ松 。

どうしたの ??

一松 。

これ 。
(ラムネらしき物を渡す

一松の考えてることに理解はできなかった 。

一松はいつもそうだ 。

だからずっと前から恐れていたのだ 。

チョロ松 。

ありがと♪

チョロ松 。

んー!甘ーい!

おそ松 。

おい!何あげたお前、

一松 。

ただのラムネだけど 、

おそ松 。

…… わざわざあげるか ?

一松 。

いや別に … 元気なさそうだから元気付けようと 、

一松 。

(ごめんカラ松助けてください 、)

カラ松 。

(何しでかすかと思えば …… 分かった 。)

カラ松 。

別いいじゃないかおそ松 。

今のでなんとなく何をしようとしてるか分かった 。

おそらく何か薬がラムネの中に入っているな 。

…… いやあの粒 、見たことあるぞ 、

おそ松 。

んでだよ !!

おそ松 。

どうみても怪しいだろ !?

カラ松 。

でも 。

カラ松 。

もう飲んでしまっている 。

カラ松 。

そして何も効果が出ていない 。

カラ松 。

これは普通のラムネだ 。

おそ松 。

…… わーったよ 、

そういえば効果ないな 、

一松 。

(チョロ松 ~ ? )

チョロ松 。

(あれ 、聞こえる !? )

そのとき 、僅かに心の声で話してるような気がした 。

カラ松 。

(一松 、何を飲ませて …… )

一松 。

(さっき飲んだやつですよ 。)

トド松 。

…… とりあえずもう帰るね 、

トド松 。

チョロ松兄さん ……

チョロ松 。

…… ????

トド松 。

っっっ 、

それはそうだ 。

今まで普通に話せた兄と話せなくなったら

そんな泣きそうな顔になるのは 。

俺の胸が傷んだ 。

それでもこいつらの泣く姿を見ると

たまらなくニヤケられた 。

トド松 。

… ごめん 。僕帰る 。

十四松 。

っ 、… トッティ 、!

末っ子2人が病室を去っていった 。

そしてチョロ松は戸惑いを隠せていなかった 。

病室はとても冷たい空気だった 。

チョロ松 。

(トド松 …… なんて言ったの ? )

一松 。

(もう帰るねって 。)

一松 。

(多分 、寂しいんだよ)

チョロ松 。

(僕 、なんで耳失ったんだろ 、)

一松 。

(おま 、覚えてないの ? )

チョロ松 。

(いや 、途中までは分かるんだけど陰口終わってその後がちょっと 、)

どうやら 、チョロ松は自ら切ったことを

覚えていないらしい 。

おそ松 。

…… チョロ松 、

一松 。

(呼ばれてるよ 。)

チョロ松 。

(これ返事しちゃだめなのかな 、)

カラ松 。

(俺らが言ってることを教えるから)

チョロ松 。

(わかった 、ありがとう 、)

カラ松 。

…… おそ松 、

おそ松 。

邪魔すんな 。

おそ松 。

聞こえないのは分かってる 。

おそ松 。

結局は俺の独り言になってることも知ってる 。

おそ松 。

…… チョロ松 、俺はさ兄弟がキモくても真面目ぶってても良いんだ 、

おそ松 。

ただ …… チョロ松が 、チョロ松の全部が好きだったから 、
(泣く

おそ松が言った言葉を全てチョロ松へ教えた 。

おそ松が泣いている理由も悟った 。

チョロ松も涙目になっていた 。

おそ松 。

んじゃ 、

そしておそ松は逃げるように去った 。

一松 。

(…… )

チョロ松 。

(なんだろう 、めっちゃ嬉しい 、)

カラ松 。

(すまんが俺達も行くな 。)

チョロ松 。

(うん 。おやすみ 。)

チョロ松 。

(早く寝なよ 。)

一松 。

(はいはいお母さん 。)

チョロ松 。

(誰がお母さんじゃ 。)

カラ松 。

良かったな 。元気そうで 。

一松 。

まぁ俺らが原因であぁなりましたけどね 、w

一松 。

どうでしたか ? 復讐は 。

カラ松 。

…… そうだな 、

カラ松 。

まだスッキリしない 、

一松 。

…… 相手が違うんでしょうか

一松 。

なら相手を変えましょう 。

一松 。

誰がいいですか ?

カラ松 。

…… 俺は

24だお 。

終わりーん 。

24だお 。

いやぁ疲れたのぅ 、

一松 。

黙れじじい 。

24だお 。

じじいじゃないわい 。

24だお 。

ってことで末松 ~ 。

24だお 。

閉めてくだせぇー 。

十四松 。

はーい!

トド松 。

はいはい

トド松 。

それでは

十四松 。

お粗末さん!!

向かいにいる俺へ 。

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