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綺麗な二重幅に目尻が上がった、澄んだ瞳──
凛々しい表情でコツコツと廊下に足音を響かせる彼女こそが、
輝美光華学園・生徒会の生徒会長だ。
鈴鹿 玲子
生徒’s
生徒’s
鈴鹿 玲子
綺麗な瞳が生徒たちを見つめる─
生徒’s
鈴鹿玲子── またの名を、
「無自覚たらし美人」
彼女の、完璧すぎる見た目や、 優しく丁寧な言葉遣いから そう呼ばれていr…
ゴッッッ
生徒’s
突然のことに、生徒たちは混乱した。
あの鈴鹿玲子を、
後ろから何者かが殴った─
のではなく、殴ろうとしたが、 かわされ、捕らえられたのである─
鈴鹿 玲子
鈴鹿 玲子
???
生徒’s
どういう関係性なのか、と生徒たちはますます混乱する。
鈴鹿 玲子
生徒’s
鈴鹿玲子は冷静に、犯人の両手を背中にまわした。
鈴鹿 玲子
生徒’s
鈴鹿 玲子
鈴鹿 玲子
生徒’s
生徒’s
タッタッタッタ…
鈴鹿 玲子
???
鈴鹿 玲子
鈴鹿 玲子
そう、
生徒たちの前では知人のような物言いだったが、
実は玲子も 誰かは知らなかったのだ。
???
鈴鹿 玲子
鈴鹿 玲子
鈴鹿 玲子
???
鈴鹿 玲子
もっと大きな恐怖心を抱いていたのは、 犯人の方だと思うが─
鈴鹿 玲子
???
スタスタスタ…
警備室──
コンコンコン、ガチャ。
鈴鹿 玲子
???
警備長官
鈴鹿 玲子
鈴鹿 玲子
警備長官
警備長官
鈴鹿 玲子
と言った後、玲子は少し考えた。
鈴鹿 玲子
警備長官
確かに、何も情報を言ってないのは事実だが、 この玲子の言葉は ある合図なのである。
そう、 犯人が盗聴機を持っている可能性があるということ。
つまり、何らかの組織の下っ端であるということだ、
警備長官
警備長官
鈴鹿 玲子
玲子は手に持っていた紙を机の上に放り出した。
鈴鹿 玲子
天海 真黒
天海 真黒
ここは生徒会室─
今日は月一の生徒会集会である。
そして今 誰かに書かれたであろう、 空想の生徒会の物語を読んでいた。
これは落とし物の一部だったが、
第一話が興味をそそらせる、 「会長の秘密」 だったので、見ていたところだ。