??
あれ?なぎさ姉ちゃんにお客さん?
凪沙(なぎさ)
そうなの。僕の彼氏よ。
ムウ
(くっそー。全然動けないんだけど、どうしたら)
??
ムウだよね?おひさー
凪沙(なぎさ)
今から、いじめてもいいよ。ムウを
??
いいの?
凪沙(なぎさ)
だって、小学生の時にいじめてた犯人ってムウだったでしょ?
ムウ
なっ...そんな事、してない
??
へぇー。そうだったんだ。ウチをいじめた犯人は
ムウ
ち、違う...俺はそんなこと____
と心の中で思っていたら、耳元で
??
(今から安全な場所に飛ばしてあげるから、目をつむってて。)
??
そうだなぁーコレかな。えいっ!
状況が全く読めないムウは、とりあえず、目をつむることにした。
ムウ
ここは?
??
大丈夫よ。
??
体は、もう動くと思う。
ムウ
はぁはぁ...!
ムウ
ありがとう。
ムウ
でもどうして?
??
なぎさ姉ちゃんには、もう近づかない方がいいよ。
??
まみ
私の名前はまみ。
まみ
なぎさ姉ちゃんの能力って実は、モテ期なの。
ムウ
え?
まみ
目を合わされると、誰でも恋に落ちるんだ。
まみ
だから、次はラウルが危ないの!
まみ
ムウ。早くラウルに知らせてあげてほしいの。
ムウ
俺が?
まみ
ムウなら出来るよ。
まみ
私は、ホントに助けを求められた時しか存在出来ないんだ。だから、ムウに託す。
そう言われて、ムウは覚悟を決めた。
まみ
ラウルのことを頭の中で、イメージしたら、大丈夫だから。
ラウル
ムウ?どうしてここにいるの?
ムウ
ラウルを助ける為だよ
ラウル
何で?
突然そんな事を言われても、状況が飲み込めないラウルは困っていた。
ムウ
あの凪沙(なぎさ)は、目を合わせられると、恋に落ちるんだよ。
ラウル
分かった。ムウの事、信じる
一方その頃
凪沙(なぎさ)
あれ?ムウは?
??
(記憶を無くそう。えい)
凪沙(なぎさ)
こんなところで、何してんだろう。
??
(何とかなったかな)
凪沙(なぎさ)
一体僕は何をしてたんだろう。全然、思い出せない、、、
??
(あとは、ラウルの幸運を祈るか)
ラウル
一体どう言う事なんだ?
ムウ
あの時、ラウルが家に戻った時から、あの凪沙(なぎさ)って子に恋をしてて、やばかったんだ。だから、
ムウ
明日から、ラウルの家に止めてくれない?一生のお願い
ムウは、ラウルにダメ元で頼んでみた
ラウル
そんな事言われてもなぁ。
ムウ
頼れるのが、ラウルしかいないんだ。何でもするからさ。
ラウル
何でも?
ムウ
うん。
ラウル
そこまで言うなら、分かったよ。
ラウル
でも条件がある
ムウ
条件?
ラウル
僕の言ったことに、文句は言わないって事だよ(何でも言う事聞くんだから、それくらいは守って貰わないと。ふふふ笑)
ムウ
・・・・・・・(ラウルの側に入れるなら、まぁ、いいか。それくらいの覚悟は出来てるし)
ムウ
(だって、俺はラウルのこと好きだし)







