充希
皆さん…お待たせしました

さっくん
やっとだね…

こーじ
しょっぴーも治ったとこやし

しょっぴー
うん、何でこんな事が起きたのか、説明してもらお

こーじ
そうね、あっ!でも、無理ない程度にやで?

めめ
こっちからしたら言えるところまでは…というよりかは、全て話してほしい

あべちゃん
嘘偽りなくね

ふっか
まぁ、すべてを話さなきゃ誰もいい気分にはなれないからね

充希
はい…話します

舘様
まずは、照が言ってたことが気になるから教えてほしいな

充希
ひかるさんが言ってたこと?

ひかる
あぁ、俺が家に一回帰ってきたときに血が出てて、手当てしたじゃん?

充希
あ、その血のことですね

舘様
そう。なんで怪我しちゃったんだろって

充希
それは…カミソリで。です

ラウール
カ、カミソリ?

さっくん
なんで?どこからカミソリが…

充希
じゃあ、皆さんが家を出ていったときの事から話しますね

充希
皆さんが仕事に行かれてから少し経って、玄関の方からなんかの音がしたんです。

充希
なんだろ、そう思って外へ出たら、ポストに分かりやすく封筒の様なものが入っていて気になったのであけてみてみました。

充希
そしたら、一つの紙が入ってて。

あべちゃん
そこにはなんて…?

充希
『この家から出ていけ』。そう書かれてました

こーじ
なんやそれ…

充希
それだけじゃなくて、私がこの家に入ってるときの写真が貼ってあって

ふっか
盗撮ってこと?

めめ
それやばい、俺達の家も知られてるってことじゃん

充希
はい…ごめんなさい。私のせいで

舘様
充希さんのせいじゃないよ、誰のせいでもないから

こーじ
そうそう!気にせんで

充希
ありがとう…ございます

しょっぴー
それで、封筒には紙と写真が貼ってあって?

充希
はい、まだなにかあるかな?と思い封筒に手を突っ込んで手探りで探してたら、カミソリがはってあるのに気づかず…

ラウール
それでか…大丈夫?痛くなかった?

充希
そんなに深くなかったはず…だし、ひかるさんが治してくれたから大丈夫でしたよ!

ラウール
なら良かった…

充希
それで、ひかるさんに怪我してるのをバレて、手当てしてもらったんです。

ひかる
俺、あのとき気づいとけばよかったな

ひかる
ごめん、力になれなくて

充希
いえいえ!私の問題ですので…

しょっぴー
お前の問題?

充希
え、あ、はい。。皆さんにこれ以上迷惑かけないようにしようと…

ふっか
ねぇ、俺達がいつ迷惑っていった?

充希
…言われてはないです

ふっか
勘違いしてるから言うけど、迷惑だなんてそんなこと思ってないし、この家に居てって誘ったのは俺達だよ?

さっくん
そうだよ、どちらかといえば勝手に家から居なくなったほうが俺達に心配かけちゃってるからね

充希
あ……

しょっぴー
助けたいって思ってたら結局俺も体調不良になったしw

めめ
充希さんは、俺達のことなんか気にせずにしたいことしてください

あべちゃん
家を思い出せるまでゆっくりしてってよ

こーじ
いきなり消えられたから寂しくて堪らんかった!

ラウール
俺もできる事は一生懸命やる!

ひかる
ほら、充希さん…貴方には味方が9人もいるんだよ

充希
うっ…ご、ごめんなさっ(泣)

ふっか
あー、でもこういうときはさ?『ありがとう』っていようよ

ふっか
充希さんは自分のこともっと大切にしなよ?

充希
は…い…ヒック(泣)

こーじ
う"ぅ……(泣)

あべちゃん
あ、こ…康ニ!?

ひかる
おい、康ニw

さっくん
佐久間さんも泣いちゃう…

ふっか
お前は泣かなくていいんだよっ!

舘様
ウフフ、……充希さん

充希
は、はいっ…!

舘様
充希さんは女の子なんだから、無茶したら駄目だよ?

舘様
今度無茶したら…

さっくん
バケモノがいじめるー!!

ふっか
おいっ!誰がバケモノだぁ!

しょっぴー
アハハw⤴

ラウール
ヒャハハハw⤴

めめ
やっばw

充希
えっ…

こーじ
あっ!ダテ、抜け駆け駄目やで?!

舘様
あれ、康ニさっきまで泣いてたんじゃないの?

こーじ
!?泣いてへんし!

めめ
嘘バレバレ

ふっか
ねぇ、充希さん

充希
えっ!?あ、はい!

ふっか
この家、いつもあんな感じだけど…ここにいてくれる?

充希
そりゃもう、はい、いさせてください

ふっか
今みたいなことが起きないように注意しなきゃね

ふっか
あ、でも…俺達に『怖いものはないよ』

充希
怖いものは…ない

あべちゃん
ふっか、いいね。

ふっか
いいでしょ〜

充希
すごく、素敵なチームワークですね。

あべちゃん
うん、俺にとってこの8人は最高で最強で…ワンチーム!だからね

ふっか
あべちゃん、なんか無理矢理感やばいよ?w

あべちゃん
あっ、そ、そう?

充希
フフw

ラウール
充希さんは笑ってるほうが可愛いね!

充希
か、かわいい…

さっくん
ラウは簡単に言えるからいいねぇ

ラウール
いや、佐久間君のほうがすぐ言いそう

さっくん
何ぃ!?

ひかる
…で、これからどうする?

しょっぴー
これから…?

こーじ
……家を思い出すまでここにいるんやないの?

めめ
違うよ、そういう意味じゃなくて…

めめ
封筒をポストに入れた人をどうするかだよ

あべちゃん
でもそれは、充希ちゃんが決めたほうがいいんじゃない?

さっくん
だね、決めるのは充希!

充希
わ、わたしがその人をどうするか?

充希
ん……

ポストに封筒を入れた人は皆さんのファンの可能性がある
その人からすれば、全く知らない女が大好きな推しのいる場所に入ってくのは考えたくもないはず
充希
わたしは、その子に何もしません

舘様
本当にそれでいいの?

充希
はい、その子のことを思えば私は邪魔に決まってます

充希
これ以上傷つけたくはない

充希
だから、皆さん…お願いがあります

ひかる
…お願い?

充希
私が家を思い出せるように、一緒に探してくれませんか

ふっか
もちろん!

さっくん
そうだね!俺達といろんなところ行って少しずつ思い出してこ

あべちゃん
これからもよろしくね

めめ
よろしくお願いします

しょっぴー
よろしく

充希
はい!よろしくお願いします

色々と起きてしまったけど、それが逆に仲を深めるものとなった気がした。
それでは、新作についての情報を出します!是非見てください!