コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
青
綺麗な青空、だな
僕も今からその青空の一員になるのか
青
青
青
青
青
もう僕を求める人なんて、どこにもいない
僕を愛してくれる人なんて,どこにもいない
青
青
青
きっと、今までも愛されてなかった
ずっとずっとずっと、
僕の勘違いで愛されてると思ってた
もう、そんなことで苦しみたくない
青
青
青
「今までありがとう。」
青
僕は,フェンスに手を掛けた
すると、
『ギュッ』
後ろから,バックハグをされた
青
青
うしろには、
桃
青
大好きな、君がいた
桃
俺はあの後,大人しく病院を出ようと受付らへんまで行った
でも、少し立ち止まって考えた
あいつは、最後「バイバイ」と言っていた
バイバイ…
青
いつもと、違った…
青
桃
あいつ、まさか…
桃
ただの勘ではあった
でもそれは、適当なものではなかった
兄弟の絆の、
「漢の勘」だった
桃
青
なんだろう、とってもあったかい
そうだ、
僕が望んでたのは、これだ
知らない人からのなんかじゃなかった
大事な兄弟の,
大好きな兄弟からの、
「愛」
青
青
桃
桃
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
あったかい、
知らない人のとは比べ物にならないほど
ずっとこのまま、
このままがいい
そう思えた
それから、どれくらいの時間が経っただろう
1時間は余裕で過ぎていただろう
それでも桃くんは離れなかったし、僕もその場から動こうとしなかった
桃
桃
青
青
桃
桃
青
青
桃
青
ずっと抱きついてくれてる
あったかい
桃
青
桃
青
青
桃
桃
桃
青
青
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
青
桃
青
「青がまださ、小学生だった時さ」
「俺と2人で近所の山、行ったんだ」
桃くんは,
僕に語りかけるように話してくれた。
僕の忘れた,僕の記憶を
「そのときに、2人で迷子になっちゃったの」
「青は怖くなって泣いちゃったの」
「俺も怖かった」
「でも、俺まで泣いたら青を余計に怖がらせちゃうなって思って」
「手を繋いで前へ進んだ」
「そしたらさ、」
「おおきな綺麗な,お花畑があったんだ」
フワッ
…え?
いまの、なんだろ、
懐かしいような,暖かいような、
記憶,?
「そのお花畑に夢中になって俺らは悲しかったことも怖かったことも忘れた」
「一緒にお花を見て笑顔で話してたんだ」
「そしたら紫ーくんが俺らを見つけに来て」
「何も言わずに出かけて何やってんだ!!ってすごい怒られたけどさ」
「2人ともなんか笑いが込み上げて来ちゃって」
「爆笑しちゃったの」
「そしたら更に紫ーくんに怒られちゃったんだ」
「その帰り、まだちょっと怒ってる紫ーくん先頭にして歩いてて」
「俺は青に言ったんだ」
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
桃
青
青
桃
青
「大好きっ!ニコッ」
桃
これ、だ
青のほんとの笑顔
そうだ、
僕は,桃にいに
愛してもらってた
桃
桃
桃
桃
青
桃
桃
「思い出してくれて」