初夏の記憶。

初夏の訪れ。

自分はそれを感じることが出来る。

ほのかに暖かい春の朝日から、

ジメジメとして暑い日差しに変わる。

それが何となくだが分かる。

私は鼻もよく効くから。

まだ初夏時期に咲いてる あの花の匂いも感じる。

ぽたぽたと垂れる水の音も。

自分がこう感じるようになったのは いつだろうか。

他の人は感じないと言う。

まぁ、

自分がおかしいってのは知ってる。

この感覚がどうしても嫌いだった。

夏が嫌いだから。

ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾝ｡

ｶﾞｻｺﾞｿ｡