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哀歌
サッチの師匠
胴体が透けて、壁が見える。
やっぱり彼は、こっちの世界の人間じゃない。
哀歌
サッチの師匠
震える手をぎゅっと握って
この人にしっかりと問いかける、
哀歌
哀歌
そうやって問いかけると、
この人は黙ってしまった。
サッチの師匠
サッチの師匠
サッチ
サッチの師匠
どうやら仲がいいらしい。
ここの空間が、緩んだ。
サッチの師匠
サッチの師匠
サッチの師匠
幽霊が見えてしまうのか、
いいなとも思うけれど、
それでいて辛いこともあるんだろう
サッチ
サッチ
その問いをかけられた時、
どきっと、胸がはねた。
哀歌
離れたく、なかった。
ずっと、彼のそばで一緒にいたかった
そう、言えばいいのに、
哀歌
黙り込んでしまった。
サッチの師匠
この人は、そう言うけれど、
私には、どうすればいいか分からない
サッチ
サッチの師匠
すかさず、ツッコミが入った。