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僕はまだ
あの日のことを覚えている
君と一緒に行ったコンビニ
そこは君の行きつけでよく唐揚げを買っていた
君と話した最後の日だって
一句一句全て覚えてる
みんなは笑う
どうせ昔の話だと
月日がたてば忘れるって
親友のアイツも笑っていた
自分も幼い頃に母を失ったけど、もうあんまりおぼえてないって
でもそう言ったアイツはどこか悲しそうだった
ーおはよう!ー
君の声が聞こえる
でも、風や葉っぱたちが違うよと攻め立てては
僕のうで、額などを叩いていく
わかっている
君がもういないと
でも
でも神様
お願いだからもうちょっと君のことを想っていたい
笑われたって
馬鹿にされたって
なんでもいい
大丈夫だよって僕の背中を押してくれたのは君だったから
頑張れって背中を叩いてくれたのは君だけだったから
君には感謝しても仕切れない
だから、だからあと少しだけ
君のことを好きでいさせてくれ