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それから俺達2人で"盗んで"逃げて"食べて"

それを繰り返しながら数週間を生きていた

 

はぁ疲れたぁ〜!ノビーーッ

 

ヘックシュッンッ!

 

夏風邪でも引いた?

 

そうかも〜

 

…あのさ、いつ死ぬの?

 

え?あぁ…

 

らだはもう死にたい?

 

いや…別にもう少し後でもいいよ

 

 

俺まだらだと一緒にいたいな

 

死ぬ前にもっと思い出作りたい!

 

…そうだね

 

?…

 

今のお金であと少し持つし

 

なんか買いに行こ

 

わかった!

 

らだどっち食べたい?

 

んー…じゃぁ鮭がいい

 

じゃぁおれエビ!

 

らだってさ…?モグモグゴクンッ

 

ん?

 

生きたいとか思わないの?

 

今更生きたってどうせ皆んなから嫌われて

 

チームの輪から追い出されるだけ

 

そんな辛い事になるんなら死んだ方がマシだから

 

…でもッ!俺居るよ?

 

かいとはきっと大丈夫だよ

 

また皆んなと一緒に暮らせる

 

俺らだ居ないと絶対生きていけないよ……

 

そんな事ないってw

 

急にそんな話してどうしたの?

 

生きたくなった?

 

……

 

いつか夢見た優しくて誰にでも好かれる主人公がいたらさ

 

汚くなった俺らも見捨てずに救ってくれるのかな…?

 

ッ…そんな夢もう捨てたよ

 

だって現実にそんな都合の良い人間なんていない

 

 

…『シアワセ』の四文字なんてなかった

 

ここまで生きて来て思い知ったでしょ…

 

俺みたいな人殺しは救われない

 

…傍観者になって自分は関係ないって誰もがきっと思ってる

 

そんな人に俺はなりたくないな…

 

俺だったら絶対救う

 

じゃぁ将来は警察官?

 

皆んな見捨てずに救うような

 

……プッあははは!!(笑

 

え?なんか俺おかしい事言った…?

 

俺ら死ぬのに将来の事なんて語ってどうするの?

 

確かにwそうだね…

 

でももしも生きるんなら俺は警察官になるかな!

 

らだは…頭いいし教師とか?

 

うーん…まぁアリ…?w

 

じゃぁさ約束しよ!

 

え?何を?

 

かいとがもしも生きたくなったら警察官になるって

 

うん絶対なる!生きたくなったらだけどね?

 

じゃぁさらだも生きたら絶対教師なってよ?!

 

うん!でもまぁ…

 

俺は叶わないだろうな…ボソ

 

え?なんて?

 

いや!かいとなら絶対なれるよ

 

まぁ多分死んじゃうけどねw

 

……モグモグ…ッ!

警察官

ーーー?ーー(写真)

住人

ーーー!ーー!

 

あ…あ……ボトッ…

 

らだ?おにぎり落としたよ?

 

あれ……

 

…ッ!あの写真らだじゃ…

 

どうしよう…もうここまで来てる

 

ッ!逃げよ!ダッダッダッダ!

 

ちょっと!ダッダッダッダ!

住人

あ!アイツです!

警察官

ッ!!居たぞ!!

警察官

〝こちら〇〇区通報された写真の学生を発見!!〟

 

ダッダッダッダ!

 

ダッダッダッダ!

ミーンミーンミーン……

追い込め!!回り込むぞ!、

絶対逃すな!!

あてもなく

彷徨う蝉の群れに

 

あ"ッ!!バタッ!!

 

ッ!かいと!!

 

うぐッッ…

水も無くなり

揺れ出す視界に

 

ら…ッだッ!!!

 

逃げろッ!!!

 

ッ…!でも…!!!

 

いいから!!

迫り狂う鬼たちの怒号に

馬鹿みたいにはしゃぎあい

 

…ッスッ

ふと君は足元に落ちた鎌を取った…

 

…ッ!!バッ

 

……ッ!

 

来るな!!!

 

コイツがどうなってもいいのか!!

俺の首に鎌の刃を君は当ててそう言ってた

警察官

ッ…!!大丈夫…大丈夫だから

警察官

ゆっくり鎌を置いてこっちにおいで

 

家族もクラスの奴らもお前らも!!

 

誰も助けてくれなかったくせに!!

 

……

俺はその状況に抵抗しなかった

あの世界に戻るより

親友に殺される方が嬉しかったから

 

いいよ俺の事も殺してよ

 

どうせ戻ったって帰る場所なんてない

 

ッ……ごめん…ドンッ

 

ッ!?バタッ

俺が見上げた時君は鎌の刃を首に当てていた

 

お前が今まで傍にいてくれた

 

そのおかげでここまで来れたんだ

 

だからもう…いいよ

 

もういいんだ…ニコ(苦笑

それはたった数秒の言葉だった…

 

死ぬのは…俺1人でいいから…

 

ぁ…

またいつか…

俺が行動するよりも

言葉を発するよりも早く

まるで世界がスローモーションのように

遅く…遅く…

何も考える暇もなく

俺は…

蝉の群れに耳を塞がれて

何も音は聞こえなかった

そして気づいた時には

君は首を切っていた…

 

ぁ…ぁ…

その時は喉を潰されたように声が出なかった

まるで何かの映画のラストシーンのようだ

 

嘘だ……らだ!!!

 

一緒に死ぬって!約束しただろ?!ッッッ

 

呼びかけても君は返事をしてくれない

まるで白昼夢でも見ている気分だ

警察官

大丈夫かい?君

気づけば俺は捕まってた

なぜか…被害者として

ブルーシート持ってきてー

君がどこにも見つからなくて

 

らだ…ッッッ!!!

警察官

あ!コラ暴れられるな!

君だけがどこにもいなくて…

そして時は過ぎていった

暑い日々が過ぎていった

家族もクラスの奴らも

いるのに…

なぜか君はどこにも

居なかった…

『END』

天乃海斗

"えんど…"パタンッ

天乃呂戊太

ドバーーーーーー(泣)

天乃海斗

呂戊太!?だ、大丈夫!?

天乃呂戊太

兄さんがそんな話するって思ってなかってん〜(泣)

天乃呂戊太

絶対泣いちゃうって!(泣)

天乃海斗

作り!作り話だから!!

呂戊〜どこや〜?

約束の時間すぎるぞー

天乃呂戊太

あ!じゃぁ兄さん遊んでくるね!

天乃海斗

気をつけろよ〜

天乃呂戊太

うん!タッタッタッ…

天乃海斗

天乃海斗

『まだあの夏の事を思い出す』

天乃海斗

『絶対忘れないように、それを物語にして語り続けてる』

天乃海斗

『俺はまだお前のことをずっと探し続けるよ』

天乃海斗

『まだ、言いたいことが沢山あるから』

天乃海斗

ヘックシュッンッ!あぁ〜夏風邪引いたかなぁ…

天乃海斗

……ふ(思い出し笑い)

六月の匂いを繰り返す

 

ーー♪〜〜

 

…w

君の笑顔と

君の無邪気さは

ずっと俺の頭の中で飽和している

天乃海斗

『きっと誰も何も悪くなかった』

天乃海斗

『君は何も悪くないから』

 

…(もういいよ)

 

(全部投げ出してしまおう)

 

……

 

きっと…

そう言って欲しかったんだろう…?

天乃海斗

なぁ…蒼井らだお…

天乃海斗

(俺しっかり約束守ったからさ)

天乃海斗

(お前も次は約束守れよ)

天乃海斗

またいつか…か ボソ

天乃海斗

ふッ…よし帰るか!

天乃海斗

タッタッタタッタッタッ…

  

あぁまたな

参考歌 あの夏が飽和する

作詞・作曲・編曲 カンザキイオリ

『あの夏が飽和する。』 ら唐揚げ

ありがとうございました。

この次の話で裏話&解説ちょっとしようと思います(°▽°)

解説してほしい所等あればコメントでお願いします!

て事でばーい٩( ᐛ )و

『あの夏が飽和する。』

『あの夏が飽和する。』

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1,911

コメント

5

ユーザー

言うの忘れてた!1人何回でも質問どうぞ!

ユーザー

曲聴いたことあるから最後は分かってたけど.... やっぱゾワッとするな、、、、 質問!最後かいとがろぼたに本を読んであげていたけど作者は誰? (分かりにくかったら言ってくれ🙏)

ユーザー

内容の質問等あったらここに書いてね〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡

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