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かあさん
みのり
みのり
みのり
母の日
我が前田家は笑顔はなく 涙が流れていた
かあさん
かあさん
翔也
翔也
今日は母の日
父は数年前、病気で他界した
それ以来俺、妹のみのり 母の3人で暮らしている
母は俺ら兄妹を女手一つで 今日この日まで育ててくれた
が
翔也
翔也
翔也
かあさん
かあさん
かあさん
俺は現在24歳。無職。
いわゆるニートってやつだ
まぁ俺はバイトしてるから 俺の方がまだマシだけどね
翔也
翔也
みのり
翔也
みのり
みのり
みのり
みのり
翔也
こいつは妹のみのり。 高校2年生。
暗くて怒りっぽい俺とは真逆で
優しくて天真爛漫
顔も…まぁ可愛い
くれぐれも言っとくが 俺はシスコンじゃない
かあさん
みのり
みのり
翔也
そう言って俺は居間から出ようとした
もちろんなんか気まずかったから
かあさん
翔也
みのり
みのり
そういう妹の声を背に俺は外に出た
翔也
外を歩きながら俺はふと 思い出したかのように呟いた
そしておあつらえむきに目の前に花屋
俺の足は自然と花屋に向かっていた
翔也
翔也
翔也
翔也
そう言って俺はガーベラの 花束をもって店を出た
男の子
少年のおかあさん
翔也
翔也
翔也
男の子が走る道にトラックがみえた
しかも全く男の子に気づいて 減速する様子もない
翔也
少年のおかあさん
翔也
気づいた時には体が動いていた
ぷつん
俺の中で
光が
音が
感覚が意識が
…消えた