投稿遅れてすみません! ではどうぞ!
○○目線 紫耀くんに、キスされる夢を見た。 無駄に柔らかいその感覚はまるで、本当みたいで、思わずこのまま覚めなければいいとさえも思った。
○○
紫耀
いつものソファーではない、紫耀くんが寝ているベッド。 着替えていたらしい紫耀くんと目が合って。
○○
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
思わず駆け寄って心配してしまうくらいくらいには紫耀くんの生活リズムを把握している私。
飛び起きたからか、頭が急に起こされて、少しフラッとする。
紫耀
○○
私の身体を支えてくれるその腕は今朝の夢を思い出させるには充分すぎた。
○○
そっかと言って私の頭をまた撫でる。 紫耀くんの癖。 また、意識してしまいそうで、その腕からスルッと逃げた。
紫耀目線
紫耀目線 ……あ〜まずったな。 もしかして昨日のあれ、起きてたのかな。 でも、完全に寝てたと思うんだけどな……?
あの後、○○をベッドに運んで、俺はソファーで寝た。 起きた○○は昨日までとは明らかに様子が違うし、原因は昨晩のキスしか考えられなくて。
……でもしょうがなくない? あんなに目の前で無防備に寝られたら。……俺だって男だし。 とかなんとか理屈並べたって、無断で寝ている彼女に手を出したのは事実な訳で。
紫耀
こうなればもう俺の直感を信じて、 素直に○○に聞いてみよう。うん、そうしよう。 リビングに向かうとワンピースを着た○○。
やっぱり俺の顔を全然見ないし不安が募る。
○○
紫耀
目の前を通り過ぎようとしたその手を引いて、近づく距離。
……よく言うよね。したよ、キス。 でも、それも全部、○○は覚えてないんでしょ?
○○
紫耀
○○
紫耀
逃がさないもん。 手を握って目を覗きこめば、うるうると涙目の○○と目が合う。
……え、何その目。 そんなに嫌?
紫耀
○○の事は泣かせたくないし、泣かせないためにうちに居させてる訳だし。 まぁ、……めっちゃショックだけど。 ○○がら離れようとすると今度は引き止められて。
○○
紫耀
出来るだけ、本当に今出せる1番優しい声ってやつ。 その声と共に○○と目を合わせる。
○○
紫耀
○○
紫耀
あぁ、それは夢じゃないですね、なんて言えなくて。 うわぁ、凄い悪い事した、、
○○
……あぁもうほんとごめん。 素直にキスしたって言えない俺で。 あれは夢として忘れて。
紫耀
○○
紫耀
○○
紫耀
何この子〜〜、、かわいい。 めちゃめちゃに甘やかしたくなる。 それに、土下座して謝りたいくらいなのは俺の方。
女の子に無断でキスするなんて、ジェントルマン失格案件。
…ほんとにそういうあれで拾った訳じゃないもん。 少しでも罪滅ぼしをしたくて。
紫耀
○○
紫耀
無意識に○○の頭に伸びる俺の手。 すっかり癖になってしまった。
そのままわしゃわしゃとすれば、柔らかく笑う○○にときめく俺の胸
無邪気で柔らかくて謎の多い彼女は そういう関係なしで同居するには魅力的すぎた。
コメント
5件
ありがとうございます!喜ん出もらえて私も嬉しいです! そんなに表現力違いますか?笑KPʕ•ᴥ•ʔさんの物語も凄いですよ!
さすがゆいっちさん!!今回もめっちゃ面白かったです!!他の人とは表現力が違うんですよね!!やばい!次回も楽しみにしています!!
言うの忘れてましたが次回から新しい登場人物が出てきます! お楽しみに!では!(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪