この作品はいかがでしたか?
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黄
青
赤
桃
橙
紫
ミーンミーンミンミンミーン
夏、蝉がよく鳴いている
僕達がいる教室はとんでもない空気に 包まれていた。
黄
黄
赤
黄
黄
赤
黄
そんな他愛もない会話をしていると、
赤
飛んだ爆弾発言をしてきた
勿論僕はびっくりし、
黄
と言ってしまった
赤
赤
黄
黄
赤
黄
それから僕は渋々、 自分が青くんリスナーな事、
青くんにリアコしてるから 恋人は作りたくないと言う事、
それが恥ずかしくて今まで黙ってたこと など全てを話した
赤
黄
黄
赤
黄
黄
赤
と、特に何も言われなかったが、 なんだか変だなと思ってしまったのは
暑さのせいで頭が可笑しくなっただけだろう
赤
赤
黄
黄
赤
黄
〜家〜
恋人、か...
確かに青くんばっかり言ってても ダメだよね....
“もう高校生活って二度とないんだよ?”
黄
黄
いや、でもでも、マッチングアプリって 知らない人と、
その...恋人になるって事でしょ? 危険すぎない??
黄
頭の中では
「青春したいならしたらいいじゃん」 と賛成派な天使と
「知らない人となんて危ないよ」 と反対派な悪魔が
格闘していた
黄
黄
気付けばマッチングアプリを 登録していた
恐らく、「青春したい」という気持ちが 強かったんだろう
黄
黄
これ以上スマホを触るのも なんだかなと思い
少しだけ 今日習ったところの復習をする
黄
黄
僕はそんなに頭がいいわけでも 理解力があるわけでもないので、
いつもいつも問題に悩まされている
黄
そしてテストが近い事もあって 最近は勉強に力を入れているのだが...
どうも理解することができない
黄
特に僕は音楽の専門学校に 行きたいので
受験勉強もしないと いけないわけで...
黄
黄
こういう時、 赤は頭がいいから
先生よりも分かりやすい説明で 丁寧に教えてくれる
ありがたい限りだ
黄
見てみるとマッチングアプリの物で メールが1件来ていた
「黄さん!突然のメールすみません🙏 黄さんと共通点が多いのでお会いして みたいな...と思いまして、」
「あ、こんな初対面で顔も性格も 知らない奴とは嫌、って思うのなら 全然結構です!お返事待ってます♪」
黄
黄
見てみるとこの方は 「Cさん(しーさん)」 という方らしく、
音楽が趣味な事、 僕が今通っている高校の卒業生 ということなど
共通点が多かった
黄
普通なら断っていたが、 何故かこの方だけは会ってもいいなと
思ってしまった
黄
「初めまして!黄です! メール、ありがとうございました!! 是非是非、お会いしてみたいです! 日時や場所など、どうしましょうか?」
単純な返事だけど、 送らないよりかはマシか、
と思い勢いよく送信ボタンを押した
そこから話はトントン拍子で 進んでいき、
日時や場所、 どういう服装なのかなどを話した
その結果、明日、 流行りの映画を見に行く事になった
黄
黄
そして僕は眠りについた
明日、とんでもない事が起きるとは 知らずに.....
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