シリーズものではないです
軍パロです
ロボロ視点
あの日から俺の人生は変わった
今日も″彼″がいない食堂をあとにする
まるで…………当たり前のように………
ロボロ
トントン
後ろから俺を呼ぶ声が聞こえたが俺は無視して扉を出ようとした
だが、扉にかけた手は次に俺を呼ぶ声のせいで止まった
ゾム
この後何かある訳でもない俺は振り返った
ロボロ
ゾムの目線は俺の目を見てはいない
当たり前だ
あの日から俺は「天」と書かれた布を着けているのだから
ゾム
珍しくショッピ君と行って欲しいと言われた
ロボロ
そう言ったところで後悔する
そうやった…………喋らへんやん
ショッピ
頷いたってことはOKってことやんな?
ロボロ
ゾム
話し始めたゾムを横目にショッピ君を見た
ショッピ
何を考えているか分からないショッピ君はゾムの方を見ている
否、ショッピ君はあの日から感情を失った
………俺には″彼″を救える方法は無かった
ゾム
ロボロ
ロボロ
ゾム
ロボロ
話はちゃんと聞いていたから大丈夫なんやけど……
ゾム
ロボロ
ショッピ
トントン
ロボロ
ショッピ
ロボロ
トントン
ゾム
久しぶりにショッピ君の声を聞いた
任務とか戦争中でも聞かなかった
ビックリした
ショッピ
ショッピ
そう言ったショッピ君の顔は少しだけ微笑んでいた
ショッピ
ガチャ
ロボロ
ゾム
トントン
ゾム
トントン
ゾム
ゾム
トントン
ゾム
トントン
………あ、監視室行かないと
ロボロ
トントン
ゾム
ロボロ
次の日
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ガチャ
監視室の扉を開けると大先生がいた
鬱先生
ロボロ
ロボロ
鬱先生
鬱先生
ロボロ
鬱先生
鬱先生
ロボロ
すると大先生はそばに置いてあった紙を手に取った
鬱先生
ロボロ
鬱先生
手紙………というよりはメモ用紙を半分に折ってあるだけだった
表にはロボロへという文字と何かの文字を黒く塗ったのが書かれてあった
ロボロ
ロボロ
鬱先生
ロボロ
ロボロ
鬱先生
鬱先生
ロボロ
部屋に戻ってさっき受け取った手紙を見つめた
し………………や……………………お
ロボロ
ペラッ
″彼″からの手紙をすぐに開いて読んだ
ロボロへ
久しぶり
俺がいなくてもお前らは上手くやれてるよな?
そうであって欲しいけど
話は変わるけど
ロボロ、ごめん
ロボロには謝らないといけないことがたくさんあるのに今言えないのが凄く辛い
自分勝手でごめんな?
でも………決めたから
今日の任務が終わったらこの軍を抜けてそっちに戻るから
待ってて
手紙はそこで終わっていた
気がつけば俺は泣いていた
嬉しい気持ちと″彼″………いやシャオロンに対する怒りの気持ちが混ざっていた
やっと………やっと会える
でも俺も任務なんだよな………
朝ご飯の時に聞いてみるか……
ガタッ
ショッピ
トントン
ショッピ
ロボロ
ロボロ
ゾム
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ゾム
トントン
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ロボロ
ショッピ
トントン
ゾム
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
少し考えたが
ロボロ
ショッピ
そんな事を話しながら歩くとインカムから大先生の声が聞こえた
鬱先生
ロボロ
ショッピ
鬱先生
ロボロ
鬱先生
鬱先生
ロボロ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ショッピ
トタッ
予定通りダクトの中に入る
音を立てずにダクトを進んでいくと……
しばらくして血の匂いが漂ってきた
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
インカムで大先生を呼ぶとすぐに返事が帰ってきた
鬱先生
ロボロ
ロボロ
ロボロ
鬱先生
しばらくしてインカムから大先生の声が聞こえた
鬱先生
鬱先生
ロボロ
敵が数人増えただけだ
でも………
またあの時の事が頭をよぎった
ロボロ
ショッピ君を守れなかったら俺の責任だ
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ショッピ
俺らはまたダクトの中を進み始めた
ロボロ
ロボロ
鬱先生
ショッピ
俺達は無事に目的を達成出来た
あとは戻るだけだ
その瞬間
ビービービービー
ロボロ
ショッピ
まさか、監視カメラに映ったか?
ロボロ
鬱先生
ロボロ
鬱先生
ロボロ
鬱先生
鬱先生
鬱先生
ロボロ
鬱先生
ロボロ
鬱先生
鬱先生
マジか
ロボロ
ショッピ
トタッ
ガチャ!
あぶね
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ショッピ君の心配をしていると……
下から敵の声が聞こえた
敵
敵
敵
やっぱり見つかったのはそいつだったんやな
ここから殺せるかな?
ショッピ
ロボロ
ロボロ
鬱先生
バンッバンッバンッ
ロボロ
ショッピ
バンッ
え?
何でショッピ君が撃たれた?
まさか敵に撃った弾が少しずれてたのか?
ロボロ
ショッピ
ロボロ
止血をする
その間もショッピ君が撃たれた瞬間の事が頭によぎる
ロボロ
鬱先生
ロボロ
ショッピ
ショッピ君、ごめん
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ショッピ
ショッピ
ロボロ
タンッ
さっきまでいた部屋に降りると
3人の死体があった
ショッピ君を撃った敵も少しだけ急所からずれていただけだった
ガチャ
廊下には敵はいなさそうだ
情報室の見張りを殺した犯人はどこにいるんかな?
出来ればそいつを助けてこの軍を滅ぼしたい
そう思いながら俺は歩きだした
廊下でも敵は時々会った
今度は正確に頭を狙って撃った
でも情報室の見張りを殺した犯人の居場所はまだ分からない
すると
トントン
ロボロ
トントン
あれ?めっちゃ怒ってる?
トントン
トントン
ロボロ
それでも俺は戻らないから
この軍を潰さないといけないから
トントン
鬱先生
鬱先生
鬱先生
鬱先生
鬱先生
ロボロ
鬱先生
鬱先生
ロボロ
そう言って俺は総統室に向かった
途中からダクトの中に入り総統室に向かった
時々撃てそうな敵は撃った
総統室に近づくにつれ敵が多くなった
やっぱり銃よりナイフの方がやりやすい
そう思って廊下に降りた
………思っていた2倍は敵がいた
ヤバいかもしれない
そう思いながらも敵を殺していく
あと半分というところで弾が俺の右足に当たった
バンッ
ロボロ
足に当たったから俊敏な動きは出来ない
踏み込む時に右足を使ってるから痛い
止血もこの状況で出来るはずがない
敵
敵
その場から数人は倒せたが…………もう…………無理だ
ごめん………ショッピ君
約束………守れなかった
さようなら
今までありがとう
???視点
何とか総統は殺せた
この軍から出るか
………って思ったんやけど何か総統室の前が騒がしい
ガチャ
???
何であいつがここに……
早く助けないと
そして次の瞬間に生きていた敵は全員死んでいた
???
???
鬱先生
インカムかな?
あいつか
???
鬱先生
鬱先生
シャオロン
シャオロン
鬱先生
シャオロン
止血をして、俺はロボロを担いで薬が置いてある部屋に向かった
トタッ
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
着いた
久しぶりに見る
あんまり変わって無いようにも見えるし、変わってるようにも見えた
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ君が指を指したのは豚のピンだった
ショッピ
ショッピ
ショッピ
シャオロン
シャオロン
シャオロン
ショッピ
トントン
ショッピ
シャオロン
トントン
え?待って、何で笑ってるん?粛清?怖いよ
トントン
シャオロン
トントン
トントン
トントン
トントン
シャオロン
ショッピ
トントン
シャオロン
トントン
トントン
え?
そう思って自分の腕を見ると返り血と傷があった
シャオロン
トントン
シャオロン
トントン
シャオロン
ガラッ
トントン
ぺ神
ぺ神
ぺ神
トントン
ぺ神
トントン
トントン
ぺ神
ガラッ
ぺ神
シャオロン
ショッピ
横になって今日のことを考えた
二度もロボロを守れた
ロボロ、起きたらびっくりするんかな?
そんな事を考えていると眠くなって寝てしまった
トントン視点
良かった
無事とは言えないけど帰ってきてくれた
インカムでみんなを会議室に集めて話すか
そう思った俺はインカムでみんなに連絡した
トントン
会議室に行くとぺ神とロボロとシャオロンとショッピ君以外集まっていた
俺が言ったのに俺が一番最後っていうのは恥ずかしいがそれは気にしないでおこう
ゾム
鬱先生
トントン
ゾム
トントン
鬱先生
トントン
鬱先生
ゾム
ゾム
トントン
鬱先生
そんな事をしているとインカムから声がした
ぺ神
トントン
ぺ神
トントン
ゾム
トントン
鬱先生
トントン
鬱先生
トントン
トントン
トントン
ガラッ
トントン
ぺ神
ぺ神
ゾム
鬱先生
ぺ神
ゾム
鬱先生
ぺ神
ぺ神
トントン
ぺ神
ゾム
シャオロン
ぺ神
シャオロン
ゾム
シャオロン
ぺ神
ゾム
シャオロン
変わってへんなぁ、シャオロンも………
シャオロン
トントン
そう言うとシャオロンは悲しそうな表情をした
トントン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
シャオロン
トントン
シャオロン
するとシャオロンはロボロの方とショッピ君の方をチラッと見た
シャオロン
シャオロン
いつも明るいシャオロンがこんなに暗い顔をしてるのを初めて見た
シャオロン
その話をしたら余計お前は悲しむんやろ?分かってる
シャオロン
ショッピ
ぺ神
シャオロン
ショッピ
シャオロン
ショッピ君にその質問するか………
ショッピ
シャオロン
ショッピ
………仕方ないな
トントン
ショッピ
ロボロ
ロボロ
ドサッ
トントン
トントン
トントン
トントン)それでぺ神の所に行ったんや
トントン)ただ、外傷は無かったからすぐに目を覚ました
ロボロ
トントン
ぺ神
ロボロ
ロボロ
トントン
ロボロ
トントン)ロボロは任務の途中で敵に見つかってシャオロンがロボロを庇って怪我をした事を教えてくれた
トントン)でも怪我といっても腕を斬りつけられただけだったらしい
トントン)だから帰れるはずだった
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ショッピ)まあ、ここまではシャオさんも分かると思います
ショッピ)問題は次からです
トントン
ロボロ
トントン
ロボロ
ロボロ
トントン
ぺ神
トントン
トントン
トントン
ロボロ
トントン
ロボロ
トントン)多分だがロボロはみんなに表情を見られたくなかったのかもしれない
ゾム)表情?
トントン)多分な…………起きたら聞いてみる
トントン)…………で、俺は作ったんや
トントン)今、ロボロが着けてる「天」と書かれた布を
トントン
ロボロ
ロボロ
トントン
ロボロ
トントン
ぺ神
トントン
トントン)みんなに話すところは飛ばす
トントン)ここからはショッピ君も知ってるからショッピ君に話してもらうわ
ショッピ)はい
トントン
ショッピ
ロボロ
ゾム
トントン
ロボロ
ゾム
ショッピ
ロボロ
ショッピ)それから何日も探しました
ショッピ)監視カメラにも映らなくて全員諦めてました
ショッピ)その頃から俺は喋らなくなったんです
シャオロン)………え?
トントン
ショッピ
ロボロ
トントン
ロボロ
トントン
ガラッ
ロボロ
ぺ神
トントン
ぺ神
ぺ神
ぺ神
ぺ神
ショッピ)まぁ、関係ない話もちょくちょくありましたが………ロボロさんが「天」と書かれた布をした理由です
シャオロン
シャオロン
ショッピ
ショッピ
ショッピ
シャオロン
ショッピ
シャオロン
トントン
ゾム
鬱先生
シャオロン
やっぱり明るい雰囲気の方が気分楽だわ
そう思って何気無くロボロの方に視線を向けると………
トントン
目を丸くしたロボロが座っていた
ロボロ
シャオロン
シャオロン
ロボロ
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
ロボロ
シャオロン
トントン
ゾム
シャオロン
鬱先生
シャオロン
鬱先生
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ショッピ
ロボロ
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
トントン
ゾム
ショッピ
鬱先生
ぺ神
ロボロ
シャオロン
ゾム
トントン
ロボロ
トントン
ロボロ
ロボロ
ロボロ
サッ
トントン
ゾム
ショッピ
鬱先生
ぺ神
シャオロン
シャオロン
主(優花)
主(優花)
主(優花)
主(優花)
主(優花)
主(優花)