私たちはセフレ関係だった
彼はバイト先の上司
でも就活の関係でバイト先もやめたし、、この人との関係ももう終わりにしなきゃかな
せいな
せいな
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
せいな
裕太
せいな
裕太
裕太
裕太
せいな
裕太
裕太
セフレなんて男の人からしたら一番都合いい関係でしょ?
そんな女と付き合いたいなんて思うわけないって思ってた
好きになりそうな時期もあったけど、そんな思いを胸にこっちも適当に考えるよう努力してた
それなのに好きなんて、、本気?
どうしよう
裕太
裕太
せいな
告白されてから1ヶ月になる。 早く結論を出してあげないと、、
まだ私はこの人のこと好きじゃない。 好きじゃない状態で付き合うなんて、悪いに決まってる、、
あぁでも酒が回って正しい答えが導き出せない、、
そうだ、身体も相性も合うし、話も合うし、、
これって身体と性格どっちも相性いいってことでしょ?
だったらすぐ私も彼のこと好きになれるんじゃない?
せいな
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
せいな
裕太
裕太
裕太
せいな
裕太
好きじゃない人に好きって言わなきゃいけない状況ってなんか癪に障る感じ、、
でも二、三日もすりゃ好きになるよね
今だけ、、
でも予想外に私はなかなか彼のことを好きになれなかった
好きじゃないのに好きだと思われてる状況。 好きでもない相手を大切にしなくてはいけない状況、、 その全てにイラついていた。 自分で導き出した結論なのに、、
その気持ちは態度に徐に出た
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
裕太
裕太
裕太
裕太
裕太
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
せいな
裕太
口だけはうまかった
反省している表情も
だからこそどんどん信用されなくなっていった、、
せいな
ブロロロロ
せいな
せいな
彼はバイクにまたがっていた
せいな
裕太
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
せいな
せいな
裕太
裕太
裕太
彼はそういってバイクで行ってしまった
せいな
人に見捨てられるのなんてはじめてだった
いつもミスしても、怒られるようなことをしても
みんな、裕太も、結局は救ってくれてたから、、
夜2時
午後は一通り裕太の家の前で待っていたが
裕太は帰ってこなかった
だから深夜にもう一度訪れた、、
ピンポーン
せいな
せいな
ピンポーン
せいな
せいな
せいな
ガチャ
ドアが勢いよく開いて、私はよろめいた
裕太
そう言って彼は私の方を見向きもせず、コンビニまで歩いていった
タバコを買いに行くようだ
せいな
せいな
せいな
せいな
せいな
裕太
裕太
裕太
突き飛ばされた
それでも私はしがみついた
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
裕太
せいな
私たちは抱き合った
あぁ良かった
また私は見捨てられなかった
裕太
せいな
裕太
裕太が財布をひらく
せいな
裕太
裕太
裕太の財布の中の元カノとのツーショットが見えた、、
裕太が成人式のときに当時の彼女と袴で撮ったプリクラだ
思い出の写真だし、この彼女とは6年も付き合ったらしい、しかも初彼女らしい。 気分悪いけど、言いづらいな、、でも、、、
せいな
せいな
裕太
せいな
せいな
せいな
せいな
裕太
彼はそういうとライターを取り出した
そして燃やして灰皿にぶち込んだ
せいな
裕太
裕太
裕太
せいな
せいな
せいな
せいな
せいな
それでも私はやっぱり彼を大切にできなかった
自分に自信がなかったんだと思う
長い間男の人とセフレ以上の関係になったことがなかった
"私なんてどうせ穴"そんな考えが根本にあったのかも
"裕太は本気で私のことを好き。だから私も大事にしなきゃ"という心と "私みたいに身体しか取り柄のない女、ほんとに大切なわけないでしょ、、、"という心が葛藤していた
何度許しても、何度信じても一向に改善されない。 そんな私の行いで裕太は変わってしまった
私は裕太のことをもう完全に好きだし、大切にしたいと思っていたが、もう遅かった
いや、でもやっぱり"結局は許してくれるだろう"そんな考えが根本にあったのかも
裕太
せいな
せいな
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
せいな
裕太
裕太
せいな
裕太
裕太
そして私たちは終わりを迎えた
今回も些細な問題から始まったことだった
もう裕太は私を一ミリも信用してない
きっと恨んでさえいるだろう
そして私の謝罪は届かない
どんな情熱的な言葉をかけても、 どんなに泣いて謝っても、、 彼には音にしか聞こえない
いや、やっぱり私は謝罪したら許されてきたからか。
どうせ許される、、今思えばそう思ってたのかも
それが出ていたのかもしれない
せいな
裕太
せいな
せいな
裕太
裕太
裕太
せいな
せいな
裕太
終わりは、対面でもなかった
電話での喧嘩、それからメッセージで終わり
あれから3ヶ月経ったが
いまだに彼からメッセージはない
待ってももう来ない
信頼を壊すのは安易だが、取り戻すことは非常に困難だ
もう今の私が何を言っても彼は振り向かないだろう
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