結局1ヶ月経ったが、
お母さんは帰らなかった。
Colo
Sato
百々くんは二週間以上の間ベッドから動けてない。
ピピッピピッ))
Colo
Sato
Sato
Colo
僕がこの家にいる条件。
百々くんの介護と
家事の手伝い。
Colo
Sato
百々くんはそっと僕の手を握った。
熱い、百々くんの手。
Colo
僕はズボンのポケットにニ千円と、
百々くんに初めて会った日にもらった
平成5年の五百円玉を握りしめる。
大切な、宝物。
Colo
渡されたお金の残りは僕のおこづかいになる。
今日はおつりが多かったため
前のデパートに行き、あのアロマを購入したのだ。
Colo
あの時は僕の都合で酷いことをしてしまった。
そのお詫びでもある。
Colo
急いでるのに。
Colo
僕は鞄を抱き締め走り出した。
Colo
あっさりと僕の腕を掴んだ。
Colo
そういい僕の口のなかに飴玉をねじ込んだ。
Colo
頭をガツンと殴られたような痛みが走る。
同時に意識はなくなった。
コメント
11件
ブクマ失礼します
あの〜。 お母さんは、1ヶ月帰らなかったってどういうことですか?