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ルフィの妹のお話

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ルフィの妹のお話

26 - "たすけて"の一言を…

♥

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2024年05月05日

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数分前

ウミがボロボロの体を引きずりながら歩いている。

ウルフ

てめぇ逃げ回んじゃねぇよ!手間かけさせやがって!

ウルフに捕まってしまう。

ウミ

ゔっ…離せ…!

ウルフ

キャンキャン騒ぐな!
こん中にでも入ってろ!

ウミを袋に詰める。

ウルフ

…そうだ、おもしれぇ事考えた。

ウルフがニタッと笑い、企む。

そして塔に戻り海楼石で作られた手錠、拷問用具を持ち屋上へ向かう。

それから下で戦っていたウェアや、幹部達も屋上へ上がってくる。

ウルフはウミを縛り付ける。

ウルフが企んでいたのは公開拷問だった。

『!!!!』

ウミ

皆…グッ…!
助けに来るな!ルフィには海賊王になるって夢がある!
皆にも夢があるだろ!
余計なことするなよ!

ウミが大声で言う。

ナミ

余計なこと!?
仲間を、家族を見捨てて夢を叶えようとする奴なんて私達の船に居ないわ!

ロビン

ウミ、私達を信じて。
私達は貴女を見捨ててまで夢を叶えるつもりは無いわ。

ウミ

!!!

ウミはその言葉を聞き、涙を流しながら言う。

ウミ

ダメだよ…揺らいじゃうじゃん…皆と一緒に居たいって…!
割り切れなくなっちゃうじゃんッ…!

サンジ

揺らいだっていいんだウミちゃん。
俺たちは家族なんだ。

フランキー

立ち上がれなくなったら立ち上がらせてやるからよぉ!

ブルック

支えて差し上げます!

それまでバラバラだった皆が集まってくる。

ウミ

!!!…助けて、皆…!

涙を流しながら、やっと"助けて"と言えた。

だが、

ウルフ

なんだなんだ?仲間気取りか?
プッ!馬鹿だなぁお前ら!
コイツを生きて返すと思ってんのかよ!

ウルフはそういうとウミに鞭打ちをする。

ウミ

ゔぁ!クッ…

『!!!やめろ!!!』

それからウミは幹部やウェア、ウルフに嬲られる。

ルフィ達も止めようと下が山賊の下っ端どもが邪魔をした。

そして、ウルフはウミを塔の上から投げ落とす。

『!!!ウミ!!!』

皆が驚き叫ぶ。

ウルフは落ちていくウミにトドメを刺そうと飛び降りなが攻撃しようとする。

だがサボとキッドがウルフをとめる。

キッド

パンクギブソン!!

サボ

(エース!行くぞ!)
火拳!!!

2人がウルフに攻撃する。

スモーカーが落ちている途中のウミの所まで飛び、受け止める。

他のメンバーは上に居た幹部やウェアと戦い、ドラゴン達は下に居る下っ端達を片ずける。

それからウミを救い出す事に成功したがウミは拷問を受け続けていた為、弱々しくなっている。

もちろん皆ウルフに激怒したが、その中でも1番激怒したのはサボだ。

サボは我を忘れウルフを殺す勢いで攻撃している。

ウルフが血を吐こうが、骨が折れようがサボが止まることはない。

さすがにやばいと感じ、コアラや皆んながサボを止めるため、声をかけている。

だがサボにはその声は届いていない。

ウミもこれ以上見ていられず、弱々しい力と声でサボを止める。

ウミ

サボ…もういいよ、充分だから…これ以上やったらサボが、壊れちまうよ…
だから…もう、やめて……

サボの頭の中でエースも話しかけた。

エース

サボ、お前の気持ちは痛ぇ程わかる。
ウミが…俺たちの大事な妹がこんな風にされたんだ。
俺だって我慢ならねぇ。
でも暴れすぎだ、ウミやルフィを…皆を巻き込んじまう。
抑えろ。

サボは2人の声で我に戻る。

ウミはサボを止めた後、気絶する。

サボはそんなウミを抱きとめる。

サボ

ウミ、もう大丈夫だ。
大丈夫だからな…

サボは気絶したウミをギュッと抱きしめる。

ロー

……

キッド

……

スモーカー

……

3人はこんな時にすることでは無いと分かっていながらもサボに嫉妬をしていた。

チョッパー

それよりウミの手当てしねぇと!ボロボロだよ!

チョッパーの言葉の後、スモーカーが口を開く。

スモーカー

コイツら(ウルフ達)は俺らで役人に引き渡す。
ソイツの治療はてめぇらに任せる。

チョッパー

わかった、任せろ!
トラ男、手伝ってくれ!

ロー

言われるまでもねぇ。

それから塔の中でウミの治療に取り掛かる。

そこでチョッパーはウミの背中にあるものを見つけた。

チョッパー

なんだよ、これ!
背中にデケェ傷が…!

マリンフォードで出来たウミの傷だ。

ロー

…コイツは……

チョッパー

おいルフィ!皆、大変だよ!

チョッパーの声で皆が部屋に入り、ウミの傷を見る。

『!!!』

ロビン

なんてこと…

その傷は誰が見ても痛々しいくらい、大きく酷い傷だった。

ルフィ

な、なんだよこれ!
アイツらの仕業かよ!

ルフィが背中の傷をウルフの仕業だと推測したその時、

???

その傷についてなら俺が説明できるぞ。

ルフィはその声を聞いた瞬間、誰の声かすぐにわかった。

ルフィ

ホンゴウ!!

赤髪海賊団の船医、"ホンゴウ"だ

ホンゴウ

その傷は山賊どもの仕業じゃねぇよ。

それからホンゴウは傷がいつ出来たのか、 なぜ傷を負ったのか全てを話す。

『!!!』

皆は先にサニー号へ戻る。

ウミは夢の中に居る。

その夢はウミの幼い日々の出来事だ。

フーシャ

7歳のルフィはフーシャ村を駆け回っていた。

そして港に着くと見た事の無い大きな海賊船が停まっている。

ルフィ

お前ら海賊だな!?

???

だったら何?

その船にはルフィより少しお姉さんな、少女が乗っていた。

ルフィ

何かしたらタダじゃおかないからな!

???

何?やる気?

???

やめておけ、俺たちは喧嘩をしに来たんじゃないんだ。
この村には手強そうな保安官が居るんだな。

止めに入ったのは赤髪で左目に傷のある男だった。

ルフィ

なんだお前…

ルフィはその雰囲気を不思議に感じている。

???

俺はシャンクス。
この船の船長をしている。

その男は"シャンクス"と名乗った。

???

ちょっとシャンクス!
何勝手に名乗ってんの!?

シャンクス

いいだろ?ウタ。

シャンクスは少女を"ウタ"と呼ぶ。

ウタ

勝手にすれば!

ウタは不貞腐れたようにそっぽを向いた。

シャンクス

なぁ保安官さんよぉ、
この村を案内しちゃァくれねぇか?

ルフィ

嫌だ!断る!

ルフィが大声で断る。

シャンクス

おいおい、少しくらい頼むよ。

ルフィ

嫌だ!

ウタ

ちょっと!
あんたさっきから"嫌だ嫌だ"ってうるさい!

ウタが船を降りる。

ウタがルフィを引っ張り歩いていく。

シャンクス

おい、ウタァ…

シャンクス達はその後をついて行く。

その頃ウミはPARTYS BARに来ていた。

モブ

ウミちゃん、おじちゃんにお酒頂戴〜。

マキノ

ちょっと大丈夫ですか?
酔ってます?

モブ

酔ってないよ、マキノちゃ〜ん。

マキノ

どう見ても酔ってますよ。

ウミは5歳の小さな体で一生懸命、酒を運んでくる。

マキノ

ウミ大丈夫?

マキノが心配し、一緒に運ぶ。

ウミ

どーぞ。

モブ

ありがとう〜ウミちゃん。
そんなウミちゃんに飴ちゃんあげようね。

ウミ

いいの?ありがとう

モブ

可愛いね〜

マキノ

困りますよ、喉に詰まらせでもしたらどうするんですか。

村長

そうじゃ!たったの5歳じゃ!

モブ

もう5歳でしょ?
大丈夫よ、ねぇウミちゃん。
おばちゃんがクッキーあげるよ。

マキノ

も〜、そんなにあげたら太るじゃないですか。

ウミ

マキノ…ダメ?

ウミがキュルンとする。

マキノ

ねぇ、その顔は反則だってばぁ…
ちゃんとお礼言うのよ?

ウミ

はーい!ありがとう、マキノ!

ウミはパァーと笑顔になり受け取る。

すると外から聞きなれた声が聞こえる。

ルフィ

離せ!離せよ!

ルフィだ。

ウミはルフィの声が聞こえ、外へ出る。

ウミ

!!!

ウタ

???

外へ出ると知らない男達が沢山居て驚いたのか中へ戻り、マキノの後ろへ隠れる。

マキノ

どうかしたの?

キィ〜と扉が開かれ、シャンクス達が入ってくる。

シャンクス

おー酒場かいいなぁ。
酒を人数分頼むッ

シャンクスがマキノに頼む。

ルフィ

離せってば!

ウタ

わかったよ!うるさいなぁ!

ウミがひょこっとこっそり覗くように顔を出す。

マキノ

ルフィ!?
あの、その子が何か悪いことでも?

マキノが怯えながらシャンクス達に尋ねる。

シャンクス

そんなに警戒しないでくれ。
別に悪いことなんかされちゃいねぇし、してねぇさ。
ただこの島に着いたら、頼もしい保安官さんが居てなぁ。
村を案内して貰おうと思ったんだ。

マキノ

ほ、本当ですか?

シャンクス

悪いことなんざしてねぇよ。
少しの間だけこの村に拠点として滞在させて貰いたいんだ。いいかな?

村長

もし悪さでもしてみろ!海軍に突き出してやるからな!

シャンクス

わかった!
これからよろしく頼む!

ウタ

何、この小さい子!

ウタがマキノの後ろに隠れているウミを除き込む。

ウミは人見知りが発動したのか、ビクッとなり顔をマキノで隠す。

ウタ

あ、びっくりさせちゃったね、ごめん。
私はウタ!あの人達の船で音楽家をしてるんだ!あなたは?

ウミは小さく顔を出す。

ウミ

ウ、ウミ…

ウタ

ウミ!?あなたウミっていうの!?

ウミ

う、うん…

ウタ

私と名前似てるね!
エヘヘなんか嬉しいなぁ〜

ウミ

ウミも…う、嬉しい…

ウタ

可愛い〜!!ねぇねぇ、妹にならない?

ウタがウミに抱きつく。

ウミ

でも、ウミ、ルフィの妹だから…

ウタ

ルフィ?
あぁ、あのうるさいの?

ウミがキョトンとする。

するとシャンクスと目が合い、また隠れる。

シャンクス

え!?

部下

あはは!お頭、怖がられてらァ!

クルー達が笑う。

シャンクス

うるせぇぞ!

シャンクスはウミの前でしゃがみ、ウミに話しかける。

シャンクス

俺はシャンクスってんだ。
赤髪海賊団って海賊の船長でな。
これからよろしくな!

ウミ

シ、シャンクス…?

シャンクス

そう!シャンクスだぁ!

シャンクスがニカッと笑う。

ウミ

ウミだよ、よろしく…

ルフィ

ウミ!コイツらに名前教えて良かったのか?

ウミ

だって悪い人じゃなさそうだし…

ルフィ

そうだけどよぉ、騙されてるかも知れねぇだろ!?

シャンクス

おいルフィ、寂しい事言うなよぉ

シャンクスが笑いながら言う。

ルフィ

うるせぇ!俺はまだ信じてねぇからな!

ルフィは走って外へ飛び出して行く。

ウミ

あ、ルフィ!

シャンクス

そらそうだよな。
初めて来た知らねぇやつだし、しかも海賊だ。
そりゃ警戒もするよな、仲良くしてぇんだけどなぁ。

ウミ

ル、ルフィはいい奴だよ?

シャンクス

ああ、分かってるさ。
俺はなアイツを見た瞬間、気に入っちまったんだ。

シャンクスが満面の笑みで笑う。

ウミ

ルフィ、また明日ここに来ると思う…シャンクス達に会いに。

シャンクス

…!なぁ〜ハッハッハ〜!
そうか、そうだな!
野郎共〜飲むぞ!!

『おー!!』

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コメント

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1コメ!とても面白い物語ありがとうございます!😂ꉂ(ˊᗜˋ*)

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