テラーノベル
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これは日本が 江戸から話を聞く前のお話
いつもは整頓されているデスクの上に 沢山の空き缶が散らばっている
日本
今日もそうやって、ため息ばかりつく
毎日毎日、 大量に上司から送られる 仕事という名のプレゼント
自分の意見すらはっきり言えず
ずっと誰かに合わせるばかり
私に生きてる価値、 なんてものあるのでしょうか……
日本
いっそ死んでしまおうか…
日本
日本
死んだら……
仕事もやらなくて済むし
人間関係もそれ自体が無くなる
日本
体も痛くならないし
笑顔だって無理に作らなくて済む
そうだ
それなら
死んでしまおう
日本
日本
ドアの開く音と共に 一つの会社から 小さな影が一つ消えていった
日本
会社から家が遠いんですよね なんかもう朝日が昇ってきてますよ
本当になんであんな会社 に入ったんでしょう
そういえばよく 父さんと此処に来てたっけ
日本
日本が崖の下を見る
日本
目をつむり 体を傾けかけた時
??
驚いた日本は咄嗟に体を 声が聞こえた方に向ける
そこには何処か見覚えのある 深緑の軍服を着用し 顔を帽子で隠した 小柄な男性が立っていた
日本
男性は何も答えない
声を出したと思った次の瞬間
??
日本
??
??
なんですかこの人 急に話しかけてきて
日本
??
日本
そう、誰が言おうと 彼はとても押しに弱い
日本
日本
頬に涙を伝わせながら 口は笑っていても 目は笑っていなかった
日本は下を向きながら答える
日本
日本
日本
日本
そうだ
私は
日本
日本
日本
数分、黙った後 日本が顔を上げる
日本
小柄な男性はこちらを見て
泣いていたんです
??
声に出さないように静かに
??
??
ぎゅっ
その人はただ私のことを そっと抱きしめました
日本
??
??
??
??
日本
??
??
日本
日本
ドンッ
私はつい彼を手で押してしまいました
数秒のはずの沈黙
それなのにとても長く感じた
日本
??
??
??
??
日本
??
??
??
……数十年?
そんな昔からいる人なんですか……?
日本
??
??
??
日本
??
??
??
??
??
??
??
??
数秒の沈黙が過ぎていく
日本
日本
??
??
日本
??
日本
??
??
??
??
??
段々と人の顔が 浮かび上がってくる
日本
日本
日本
日本
日本
日本
日本
日本
日本
男性はただただ頷くだけだった
??
??
??
??
男性はそれ以上は口を 開けませんでした
たった数秒の沈黙
その中でたくさんのことを考えて
考えて
考えました
日本
大切な仲間がいる
守りたいものだってある
だから
だから
日本
男性は安心したように笑いました
??
そう答えた男性の体が パラパラと崩れ始めました
??
日本
??
??
私は笑って答えました
日本
??
日本
??
そう答えると 男性は跡形もなく 消えていきました
残ったのは私の手に入れられた3本の
紫色のヒヤシンスだけでした
日本
江戸
今ならあの人が誰だったのかわかる
あの服
あの顔
仏壇の写真に写っていた 私の兄
日本
江戸
日本
日本
江戸
日本
江戸
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
ちぃ☆
追記 100♡ありがとぉお"お!!!
コメント
9件

凄すぎる神すぎる!紫のヒヤシンスの花言葉[悲しみを超えた愛]良く思いついたな!?私は思いつかないぞ
なんか急に陸が 成仏して変な物語に なっちゃったね!?ゴメンナサイ