前回のあらすじ
島に着いた4人そこの島の中に集落があり、その中の1軒の中に何者かに抱きつかれ、骨が砕けた白骨遺体があった。
その時鳥の声が聞こえて見に行ったらそこには怯える鳥がいた。
その時巻が何者かを見て逃げ出しそれにつられ皆がバラバラに逃げた。
港
皆はどこいった…
ガサガサ
港
はっ!
音のする方へ恐る恐る近づく
港
……………
???
ど…こ…ど…こ…
港
(やつだ………)
港の目の前にいたそいつは2メートルを超える程の大男だった。
港
(あいつは何を探しているんだ……)
???
ど…こ…ど…こ…
その時だった
鳥
港!!
後ろから鳥が港を大声で呼んだ声が聞こえた。
港は急いで鳥のいる方へ走っていき鳥の手を掴んで必死に走った。
港
とにかく逃げろ!!!
鳥
ごめん!!
港
奴が来る!!
鳥
いやだいやだ死にたくない死にたくない!!
港
とにかく走れ!!
2人は必死で走りやつから逃げた。
港
は~…は~…は~…は~…
鳥
は~…は~…は~…は~…
港
お前…急に叫ぶな!
鳥
………ごめんなさい。
港
とにかくやつはもう来てないみたいだ。
鳥
……………
港
鳥お前他の奴らは見てないか?
鳥
うん…見てない。
港
そっか…無事だといいけど。
鳥
そうだね…
港
とにかくもう暗いから動くのはやめよう。
鳥
うん……
その頃
巻
あいつなんだよ!!
巻
この島は普通じゃねぇ!!
巻
やべぇって!!
巻
は!しまった…
巻
あいつらどこいった…
巻
嘘だろ…
巻
とりあえずここにいてもしょうがない。
巻
海に出よう。
巻が歩いていると奥の方から光が見えた
巻
ん?なんだあれ!
光の先に人影が見えた
巻
人がいるのか?
その光の方に向かうと
巻
あ…あぁ…
そこには7歳位であろう子供が火に炙られていた。
巻
な…なんだあれ…
周りを見渡すと奥に檻らしきものがあった
???
誰か…いるの…?
その檻から声がした。
巻
え?…誰かいるのか?
???
助けて!お願い!!
巻が檻の目の前まで行くと檻の中に8歳位の女の子がいた
巻
大丈夫かお前!
巻
今出してやるから待ってろ!
???
うん!
巻は周りにある石で鍵を壊し助け出した
???
ありがとう…
巻
お前どこから来たんだ!
???
わからない…気づいたらここにいたの。
巻
そうか…とりあえずここは危険だから場所をうつそう!
???
うん!
巻
着いてこい!
2人はその場を移動し1軒の廃墟の中に逃げ込んだ。
巻
ここまで来れば大丈夫だろ!
巻
で、お前名前は?
幹
みき…
巻
そうか!よろしくな!みきちゃん!
幹
うん!
巻
ところでお腹すいてないか?確かに……
巻は鞄の中からお菓子を取りだした。
巻
あったあった!これ食えよ!
巻
飲み物もあるぞ!
幹
ありがとう!
幹はお菓子と飲み物を勢いよく食べた
巻
落ち着けよ!喉詰まらすぞ!
幹
大丈…ゴホゴホ!
巻
ほら!大丈夫か?
幹
大丈夫!
巻
は~これからどうすっかな~!
その時奥の方から音がした
巻
は!静かに!!
幹
うん…
その音が2人に近づく
巻
…………
幹
……………
その音が2人のいる廃墟の前で止まった。
巻
(やばい…)
巻達のいる部屋の扉がゆっくり開いた……
続く。