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相変わらずストーリー上手ねぇ~( もっち愛してるよ~.ᐟ((
可愛いかった〜〜〜!(人*´∀`)。*゚+ 一目惚れ的な出会いで相思相愛サイコー!甘いお話あひがとございました、入試ファイトです!
~ あてんしょん ~
この 物語 には 、 以下の ものが 含まれて います 。 ♔ BL 表現 ♔ 空白文字
それでも 大丈夫 な方 のみ 、 ここだけで ゆっくり していってね !! ※ 拡散等 禁止させて いただきます 。
- 紫side -
あぁ ! ダメだ 俺 … っ !! 落ち着け 俺 っ !!
心の 中で 自分を 激励 する 。
2 / 14 世の中 の 大勢 の 人が 浮き足立つ 今日 は
そう 。 バレンタイン だ。
俺は これから 好きな人 に 告白 する 。
もちろん チョコレート を 持って 。
紫
心臓が 痛いほど 鼓動して いる 。
俺の 好きな人 は 、
隣の クラスの 男の子 。
3ヶ月 ほど前 、廊下で 初めて 出会った __
この日は 確か 、先生から 頼まれ てた 資料を 運んでたっけ ??
紫
山積み に なった 資料を 抱えて 、前も まともに 見られない 中 教室へ 向かってる 途中 だった 。
橙
前方で 、誰かの 声が した 。
瞬間 、俺は 声の主と 衝突 した。
少女 漫画 とかに ある 、 ありがち展開 。
紫
橙
橙
心配そうな 顔を して 、 尻もちを ついて しまった 俺に 手を 差し伸べて くれた 。
紫
遠慮気味 に 手を とると 、 グイッ と 引っ張り 、立たせて くれた 。
橙
橙
そう言って 、床に 散らばって しまった 資料を 広い 、半分以上 を負担 してくれた 。
目的地 で ある 教室 まで 資料を 運んで くれた 。
紫
橙
橙
こてん っ …、 と 首を 傾けて まっすぐ 見つめ 、 言う 。
紫
へら 、と 笑って みせれば、
橙
キミも 嬉しそうな 顔を 見せてくれた 。
橙
橙
紫
橙
橙
紫
橙
ぁ … 好き だな 、
ふと 、そんなこと を 思って しまったのが 始まり __
ぱたぱた と 足音が 聞こえ 始める 。
橙くん の クラスで HR が 終わった っぽい 。
紫
2回 、 深呼吸 を した 。
もぶちゃんたち
ふと 、そんな 女子の 声が 耳に 届く 。
距離は 離れている はずなのに 、 やけに 耳に 大きく 、重く 響いた 。
もぶちゃんたち
橙
物陰から チラリ と 覗くと 、
両手に 、大量の チョコの 入った 紙袋を 抱えて いる 橙くん が 5 , 6 人 の 女子に 囲まれて いた 。
もぶちゃんたち
もぶちゃんたち
きゃっきゃ と 楽しそうに 笑いながら チョコを 手渡す 女子 。
それを キミは 満更でも なさそうに 笑いながら 受け取る 。
みんなに 愛想を 振りまいて … 、
あ-あ 、俺の 恋は 終わった のかな 、
ほんっと 、俺って バカみたい 。
橙くん の 方に 目をやると 、
橙
ぱちっ … と 目が合った 。
気まづさ に 耐えれず 、 俺は 走って 逃げてしまった 。
紫
涙が 止まらな かった 。
足跡を 残す ように 、俺の 歩く 道に 涙が こぼれ落ちる 。
せっかく 作った チョコ も 、
練習 してきた 告白 台詞 も 、
何もかも 意味が なかった 。
紫
1回 、ため息 を ついた 。
紫
捨てる のも もったいない な …
なんて 考え ながら ぼーっと 歩いて いると 、
どんっ … !!
紫
やんきー
見るからに ガラの悪い 人と ぶつかって しまった 。
キッ と 睨みつけ られる。
紫
やんきー
ぐいぐいと 近づいて 、威圧してくる 。
怖い 、
恐怖から 、 目を ぎゅっと 瞑る 。
お願い 、 誰か 助けて … !!
橙
それは 聞いた事の ある 声だった 。
怖くて 目を 開けない 。
でも 、声の 主は わかった 気がする 。
いつもと 違う 、ドスの効いた 声で 言い放つ 彼 __
そっと 目を 開くと 、そこには 橙くんが いた 。
紫
やんきー
橙
橙
橙
不敵な 笑みを 浮かべ 、相手を 見据える 。
やんきー
やんきー
アイツは どっかへ 走り 去っていった 。
恐怖 から解放 された 安堵 で 力が 抜け 、その場に へたり込む 。
橙
さっきまでの 威圧的 な声と 全然 違う 、優しく 落ち着いた 声 で、
俺が 恋に落ちた とき のように 手を 差し伸べて くれる 。
紫
差し出して くれた 手を 掴み 、立ち上がろう と するも 、 力が 入らず 立てなかった。
紫
橙
一層 心配 そうな 顔で 、 垂れた 犬の 耳が 見えてくる ぐらい な感じで 心配 してくれる 。
紫
紫
はは … っ と 、力なく 笑って みせると 、
橙
キミは 俺を 抱き上げて 、おんぶ してくれた 。
紫
紫
橙
橙
紫
顔が 熱い … 、
ふわり 、 と 吹いた 風が 心地よく 感じた 。
橙
ちょっぴり 深刻 そうな 声色 で 名を 呼んで きた 。
紫
橙
目の前に ある 橙くんの 耳が 、ほんのり 赤く 染まって いた 。
紫
俺は 橙くんに 降ろして もらい 、しっかり 向き合う 。
再び 心臓が 大きく 鼓動する 。
紫
少々 強引に チョコの 入った 箱を 渡す 。
本当は もっと いい 告白 を するつもり だった 。
でも 、いざ すると なると 余裕が ない。
橙
さっきの 女子 たちから チョコを 貰った 時の 反応と 違う 。
そんな 反応に 少し 期待を してしまう 。
橙
心底 嬉しそうに 、橙くんは チョコの 包装を 解く 。
橙
キラキラ した 瞳で チョコを 見つめ てる 。
紫
橙
キュッと 目を 細め 、 キミ は 笑う 。
紫
紫
今しかない んだ … !! 俺は 一歩 橙くんに 近づく
紫
橙
ぎゅっと 強く 、正面 から 抱きしめ られた 。
紫
橙
紫
突然の ことに 、脳内 処理が 追いつかない 。
紫
橙
俺を 抱きしめて いた 腕が するりと 離れ 、見つめ合う 。
紫
紫
俺は 橙くん に 抱きついて 、胸に 頭を グリグリ と 押し付け 言う 。
橙
照れくさ そうに 笑って 、頭を 撫でて くれた 。
橙
帰り道 、2人 手を 繋いで 歩いて いると 、唐突に 橙くん が 口を 開いた 。
紫
俺は グッと 橙くん の 袖を 引っ張る。
バランスを 崩した 橙くん の 横顔が 、俺の 顔に 近づく 。
紫
橙くん の 耳元 で そっと 囁く 。
橙
橙くん が 思いっきり 抱きついてきた 。
紫
橙
紫
橙
橙くん は 大型犬 みたいな 性格 、見た目 だけど
優しくて 、かっこよくて 、最高な
俺の “ 彼氏 ” です !!
❦ ℯꫛᎴ ❧
お久しぶり です !! これが 入試前 最後の 投稿に なります !! 合格 が 決定したら 、 ばんばん 投稿 していくので 、 待っていて くれると 嬉しいです 。 それでは 、 おつもっち ~ !! 🕊 ͗ ͗~~🤍